「ルール」は破る為にある(仮)
皆様、おはようございます。
今回も、アツく、楽しく、面白く、皆さんが保育を楽しめるように、背中を押せるような学びと気づきのnoteを書かせていただきます‼
よければ最後までお読みください
初っ端から過激なタイトルですね。
別にこのタイトルで釣りをするとかでも、炎上を狙おうとかでもなんでもなく、私の大好きな「踊る大捜査線」でいかりや長介演じる引退を目前にした刑事「和久さん」が言った「規則ってのはな、破る為にある」というセリフをもじって使わせていただきました。
今回のお話はこのセリフの「規則」の部分を「ルール」に置き換えて、
「ルールが子どもへの声掛けにおいてどういう位置づけで必要なのか」
をお話させていただきます。
児童館や学童クラブ、保育園でも子ども達がそこで過ごすために、「ルール」が存在します。
とある児童館では「遊戯室を30分毎に「ボール遊び」「それ以外」と入れ替えて仕様できるものとする」、としており、これはルールとなります。
「折り紙は一日一人3枚まで」、もルールです。
例えばボール以外の時間にボール遊びをしてしまったり、折り紙を5枚使ってしまった児童がいたとします。
「なんでダメなの?」そう聞かれたら皆さんがスタッフだとしたらどう答えますか?
そして、どう子どもにルールを越えてしまったことを納得してもらいますか?
「ルールだから」を枕詞に指導をする事はないでしょうか。
自分が子どもの時を思い出してみてください。
それを言われて果たして納得できたでしょうか。
「ルールって言えばなんでも辞めさせる事ができると思ってる」と理不尽さに納得いかなかった事はないでしょうか。
自分の気持ちを理解してくれない、そう感じた事はないでしょうか。
私は仮に、子どもがルールを越えてしまった行動をした時に、絶対に「ルールだからやめなさい」とは言いません。
子どもが納得できるように、その子どもの目線で損する事があるという部分を伝えた上で「だからルールを越えない事は必要だよ」と伝えます。
ルールを盾に説得をするのではなく、その子にとって必要であるという事を伝えます。
この前提が違うだけで子どもへのこちらの想いの伝わり方が大きく変わってきます。
(皆さんが子どもの時も思い出してみてください。)
納得できる理由があるか否か。
これを伝えるのが指導員としての役割ではないでしょうか。
ではここで更に皆さんに投げかけてみます。
① そもそも「ルール」は守らなくてはいけないものでしょうか。
② 「ルール」がなくては子どもを保育する事が出来ないのでしょうか。
③ 「ルール」を子どもの動きをこちらで決めるためのツールにしていないでしょうか。
④ 「この先生は良いってたけどあの先生はダメって言った」というルールの曖昧さをどう考えるか。
⑤ 「ルールを越えてしまう事が援助として必要だと判断した場合」はどうしますか?
いかがでしょうか。
これらに対して皆さんはどこまで考えているでしょうか。
これらを人に伝える時に(例えば新人が来た時の指導として)どう伝えているでしょうか。
もしくはしっかりと言語化して伝えられるでしょうか。
保育の世界は背中を見て覚える、がまだまだ残っています。
そんな中、こういった事をしっかりと言語化できる事は経験者であればあるほど必要な事です。
私の考えをここから下に記しますので良ければお読みください。
この考え方を持てば子どもへの声のかけ方やルールに対しての認識、保育の業界でよく言われる「臨機応変」の一つの答えになると思います
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