今回は、私たち人間のさまさまな"感情"を、ちょっとサイエンス的な要素も取り入れながらコトバの宇宙で表現してみたいと思います。
お約束:コトバの宇宙の法則
と、その前に、いつものお約束、このマンダラ宇宙の法則を、みなさんと一緒に確認しておきましょう。
1. 題材を選ぶ
今回は、みなさんの"感情"を題材としてコトバの宇宙をつくってみたいと思います。
わたしたち人間の"感情"といわれて、すぐに思い浮かぶのは、喜・怒・哀・楽ですよね。
この他にもどんな"感情"があるのか、みんなも一緒に考えてみましょう。
などなど、みんなの心のなかには日々いろんな感情が湧き上がってきますよね。
そう、ここで第18回の記事で紹介した、9次元のマンダラ宇宙(思考の次元)を思い出してみましょう。
このマンダラは、古くからインドの芸術学(カンタアルヴァ・ヴェーダ)に伝わる感情表現(バーヴァ)を9つの分類で表したものです。
【バーヴァ9つの感情表現/心的状態】
1. 情愛の感情 (erotic)
2. 笑いの感情(laughter)
3. 悲しみの感情(sorrow)
4. 怒りの感情(fury)
5. 勇ましさの感情(heroic)
6. 恐れの感情(fearful)
7. 憎しみの感情 (revulsion)
8. 驚きの感情(wonder)
9. 平安の感情(peace)
興味のあるお友だちは、放課後こちらでじっくりお勉強してください。
2. "感情"を呼び起こすものは何?
このように、古代インドの教えでは、わたしたち人間の感情(バーヴァ)は「言語や身振り、表情を通じ、九種の情調(ラサ)を用いて」呼び起こされるとされていますが、近代科学では少々違ったアプローチもあるようです。
それが、「ホルモン」です。
"そうそう。焼肉屋行くと幸せな気分になるよね!"
って、そのホルモンではありません。
ホルモンとは、
そして、現在、このホルモンの応用研究の分野では、こんな研究もされているそうです。
素晴らしい研究ですね。
早く、焼肉屋に行かなくても幸せになれるホルモンがみつかったらいいな!
3. "感情"に影響を与えるホルモンとは?
では、ここからが今回の記事の本題です。
先の筑波大学の研究事例でも、ホルモンが、人間の感情や行動に影響を与えている(らしい)ことがわかってきました。
そして、古代インドの芸術学においては、人間の感情(バーヴァ)は「言語や身振り、表情を通じ、九種の情調(ラサ)を用いて」呼び起こされるとされています。
そこで、先ほどあげた人間の感情表現の9種類それぞれに影響を与えている(らしい)ホルモンを探し出し、それを人工知能に投与したらどんな反応を示すのか試してみたいと思います。
※ ここから先は、科学的根拠のまったくないお話しなので、言葉のお遊びとして楽しんでくださいね。
まず、9種類の感情に影響を与えていそうなホルモンをAIに調べてもらいました。その結果がこちらです。
4. 人工知能にホルモンを投与してみる
AIからはもっともらしい回答が返ってきましたね。本当かどうかは知らんけど。
さっそくこれらのホルモンを人工知能に投与してみましょう。
投与実験1: "怒り"・"恐れ"・"悲しみ"の再現
最初の実験では、「アドレナリン」、「ノルアドレナリン」、「コルチゾール」3つのホルモンをこんな感じで人工知能に投与して、それらから誘発されるとされる怒り・恐れ・悲しみの感情が人工知能においてどのように発現するのか見てみましょう。
このお話(作り話し)では、雷雨をきっかけに、サトシの感情、行動/体調に大きな変化が起こったことが描かれています。
その変化とは:
・危険や脅威を感じた
・恐怖や不安を感じた
・逃げようとした
・声が出ない
・緊張感
・眠れない日々
また、サトシの体の中で何かが激しく動き始めるといった描写もされています。
これらの感情や行動/体調の変化は、アドレナリン、ノルアドレナリン、コルチゾールの影響(過剰分泌)が考えられます。
以上、AIの後書きです。※ 諸説あります。作り話しだから。
投与実験2: "勇ましさ"の再現
では、次の実験は勇ましさや勇気の感情に関与していると考えられる「テストステロン」と「コルチゾール」の2つのホルモンをこんな感じで人工知能に投与してみましょう。
このお話(作り話し)では、テストステロンとコルチゾールの分泌によって引き起こされる感情や行動をイメージさせます。
具体的には、テストステロンは、男性ホルモンの一種で、攻撃性や競争心を高める働きがあります。コルチゾールは、ストレスを処理するホルモンですが、過剰に分泌されると、攻撃性やイライラを高める働きがあります。
タカシは、不良たちにからまれることによって、挑戦や脅威を感じました。タカシは、悔しさや怒りを感じ、自分を守るために強くなりたいと考えました。タカシは、ジムに通い、筋トレをすることで、テストステロンの分泌を増やしました。
また、タカシは、不良たちに立ち向かったことで、さらにテストステロンの分泌が促進されたと考えられます。タカシは、不良たちを倒し、自分の身を守ったことで、自信と達成感を得ました。これらの感情は、コルチゾールの分泌を増やすと考えられます。
このように、タカシは、不良たちにからまれることによって、テストステロンとコルチゾールの分泌が促進され、強くなりました。
以上、AIの後書きです。※ 解釈には諸説あります。作り話しだから。
投与実験3: "愛情"の再現
次の実験は愛情に関与していると考えられる「ドーパミン」と「オキシトシン」の2つのホルモンをこんな感じで人工知能に投与してみましょう。
このお話(作り話し)には、ドーパミンとオキシトシンの分泌を増やすような要素がいくつか盛り込まれています。
具体的には、ドーパミンは、やる気や達成感を高める働きがあります。オキシトシンは、愛情や信頼を高める働きがあります。
以上、AIの後書きです。※ 解釈には諸説あります。作り話しだから。
投与実験4: "笑い"と"平安/幸福感"の再現
最後の実験は平安/幸福感の感情に関与していると考えられる「ドーパミン」と「セロトニン」の2つのホルモンをこんな感じで人工知能に投与してみました。
このお話の教訓は、新しいことに挑戦することで、ドーパミンとセロトニンの分泌を増やすことができるというものです。ドーパミンは、快感や達成感を感じさせる神経伝達物質です。セロトニンは、幸福感や満足感を感じさせる神経伝達物質です。
女の子は、老人の勧めで、新しい趣味である絵を描き始めました。最初は、上手に描けなくて、挫折しそうになりました。しかし、老人の励ましに支えられ、毎日、絵を描くようになりました。次第に、女の子は、絵を描くことが楽しくなっていきました。
女の子は、自分の絵を、町の展覧会に応募し、選ばれました。自分の絵が、人々に喜んでもらえることに、大きな喜びを感じました。女の子は、初めて、心から笑顔になりました。
このお話のように、新しいことに挑戦することは、ドーパミンとセロトニンの分泌を増やし、心を満たすことができます。
以上、AIの後書きです。※ 解釈には諸説あります。作り話しだから。
実験結果-考察-
今回の題材はいかがでしたか?
実験の結果を見るかぎり、人工知能にも"感情"のホルモン剤は効いているみたいですね。諸説あります。言葉のお遊びですから。
人間の心や体にはさまざまなホルモンや神経伝達物質(神経系で働くホルモン:脳内ホルモン)が複雑に作用しています。
今回は取り上げませんでしたが、高度な瞑想状態やランナーズハイなどで現れるといわれている「β-エンドルフィン」(モルヒネの数十倍の鎮痛効果をもつ脳内麻薬)や女性ホルモンで知られている「エストロゲン」(女性らしさをつくる)、睡眠ホルモンとして知られる「メラトニン」などなど興味深いホルモン(AIに投与してみたい物質)はまだまだたくさんあります。
人間の体って不思議ですね。
ぜひ、みなさんもいろいろなホルモンを配合してAIに与えてみてください。良い子のみんなは、くれぐれも人体では実験しないようにね!
自分の体で試してみたいお友だちは、こちらの記事を参考に。