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麻雀プロだったよ。⑥麻雀講師の稼ぎ

 このnoteの連載を始めたとき、私がこのnoteを書くのはもはや自分語りがしたいからと書きました。今回のこのテーマはあらゆる麻雀プロ体験談の中で一番話たいことでした。どうしたら麻雀講師なれるのか?そもそも麻雀講師の仕事って何ぞや?そして気になる収入は?とみなさん気になったことがあるのではないでしょうか。

 今日は、こちらで10年ほど前の情報にはなりますが麻雀講師の実態を洗いざらいさらけ出したいと思います。

 今回の記事は後半は有料とさせていただきます。麻雀講師についての情報商材だと思っていただければ幸いです。購入していただいた暁には、雀魂に課金したいと思います。それが今現在一番確実に麻雀界を盛り上げるためにわたしのできることだと思うからです(Yostarあとは頼んだ!)。

どうやったら麻雀講師になれるの?

 麻雀講師を目指すという稀有な方がまだ存在するかはわかりませんが、俺は講師になる!と意気込んでいるかたに少しでも役に立てればと思います。

 まず必須条件は麻雀プロのライセンスを持つという事です。簡単にいえばいずれかの麻雀団体に所属していることは大前提になります。なぜこれが大前提になるのかというと、大体わかりますよね。プロの肩書が無い人が教えに来ても生徒さんからの信頼は得られません。

 そもそも世の中の講師という職業を思い浮かべてください。公務員は除いて、塾やピアノの先生というのはその企業に属しているからプロとして扱われていて、生徒からの信頼も得る事ができているわけであって、英語講師のライセンスやピアノ講師の公的なライセンスは存在しません。まだ英検とか指標になるものは存在しますが、麻雀でそんな検定の級持ってると言われてもそれがどれくらいのレベルかなんてお客さんからは全くわかりません。

 なので団体に所属するということが、講師として世に顔を出せるための第一条件となるわけです。ちなみに私は、プロになって2年目~3年目くらいで麻雀講師になることができました。これが遅いのか早いのかは不明です。おそらく、それだけを目指していたわりには遅い方だと思います。

麻雀講師養成講座

 次にお教えしたい麻雀講師になるために必要なことは、麻雀講師としての教養です。私の所属していた団体では、講師になるための講座というものが毎月開かれていました。こちらに半年だか一年間だか通うことによって、一応その団体の講師の資格のようなものをもらえます。でも、後々考えてみるとこれを受けることによって講師になる近道になるかもしれませんが、必須ではありません。要はコネがあればいつからでもなれるし、こういった講座はそのコネを作る場所だと考えてもらえれば手っ取り早いと思います。

 しかし、世の麻雀動画や配信を見てて麻雀を教えるのが上手い人と下手な人っていますよね。麻雀の強さと麻雀を教える上手さが必ずしも比例しないことはみなさんもお分かりだと思います。

 私は現在は麻雀ではないですが講師という職業についています。一時は研修も任されたりとかもしていたので、教えるのは上手いほうではないのかなと自負はしております。何が言いたいのかと申し上げますと、やはり教えるための知識や先生としての素質というもは麻雀の腕とは別に必須なものなので、それを鍛える場は必要だということです。

 この講座では、麻雀の役の成り立ちや歴史から、基礎的な役の教え方について教わりました。自分の他にも4名くらい研修生はいて、その中には現在Mリーグで活躍しているプロもいたのは良い思い出です。ここで学んだ麻雀雑学はとても面白いものばかりでした。ちょっといくつか紹介~。

麻雀雑学

 みなさんは、牌の絵柄について考えたことはありますか?丸と竹と漢字でしょ?くらいの認識の人は多いと思います。実は、あれらはすべてお金を表しています。筒子は硬貨1枚ずつが描かれており、みんなが竹と思っている索子は、その硬貨の束になったものです。萬子はさらに上のお金の単位としての萬です。が、発祥が古いものにはつきものですが、牌の意味は諸説ありますのでこれが完全に正解とは言い切れません。

 役についての雑学 

 あとは役の歴史についてもちらほら学びました。七対子が海外発祥の役とかは、みなさん聞いたことあると思います。一盃口の由来については聞いたことある人はそんなにいないんじゃないかなと思います。実はネタバレをするとしょうもないので、言えることがあるとすればこの役は中国語では一般高(イーパンカオ)と呼ばれており、中国人に一盃口とかいってもまったく理解してもらえません。ちなみに福地さんが以前に言及していたみたいなのでよろしければそちらをどうぞ。(というか私がこれから披露する知識もほとんどカバーしてらっしゃるみたいなので、営業妨害してるかもしれません)

 一盃口の様に和製な名前っていうのは実はあって断么九(タンヤオ)のこの”么”という感じも正式なものではないと聞きました。正確には”幺”という漢字を使い、意味はまさに1です。なのでタンヤオは1と9を断つという意味そのまんまなのです!と伝えると初心者でもすごく分かりやすいですよね。

 その他にも対々和は、中国では碰碰和(ポンポンフ)という名前なので、その名の通りポンした形のみで手ができると役になるよと説明ができます。碰という漢字を知れば、シャンポン待ちは双碰と書けばすぐ意味が分かりますよね。このように役の名前の由来や発祥を知ると思いの他、説明がしやすくなるケースがあるのです

 ちなみに双碰待ちをバッタ待ちということもありますよね。これはバッタもん(偽物)の待ちという意味で、昔は双碰の形を偽のリャンメン待ちと揶揄していたので、偽物のリャンメン待ちでバッタ待ちらしいです。じゃあバッタは同意味なのかというと、これは諸説あるらしく、昔は偽物や闇のものを扱うお店がバッタのようにあちこち飛んで店を開いていたとか・・。閑話休題。

 さらにリャンメン待ちは両面待ちと思われがちだけど、正確には二門待ちです。二つの入り口があるという認識なのでしょうかね。門前清自摸和(メンゼンチンツモホー)も門という漢字ですしね。意外なウンチクです。こんな感じに麻雀の奥深さはみなさんが普段目にしている用語に沢山隠れているのです。知れば知るほど説明もしやすくなるし、生徒さんを楽しませることに繋がるので、講師を目指すなら沢山引き出しを持っておくことをお勧めします。

 点数計算についての雑学

 点数計算の教え方ってのも学びましたかね。実は私は点数計算は暗記して覚えた派だったので、この講座を受けるまでは計算方法すら知らなかったです。これを1から伝えると途方もなく長くなるんですが、幺二(ヤオアル)の原則という所から学びます。詳しくは良いブログがありました。

 この時に起きるロンによる責任払いの事がそもそも(パオ)であって、役満や大明槓のでもあるんですよね。しっかりとした点数計算方法を学ぶとなぜ昔は”タンピンツモバンバン”とか言ってたのかも分かりますし、緻密な符と翻数の絡みが理解でき、学んだあとに点数表を見ればそれは鉄オタのダイヤを見るだけで楽しめる領域と同じような感覚に見舞われるでしょう。さらにこれを学ぶと”七対子は1翻50符なのか2翻25符なのか議論”にも花が咲くことでしょう。

役を教える順番

 麻雀講師講座では、こんな知識を沢山身に着けた記憶があります。初心者に役を教えるとしたらどれから教えるべきか?のような事。みなさんだったらまずは立直(リーチ)と答えるのではないでしょうか。もちろん正解ですが、門前清自摸和(ツモ)も教えるのをお忘れなく!じゃあ、タンヤオを教えるタイミングはいかがでしょう?勘の良い人はお気づきじゃないでしょうか。講師の素質ありますよ~。ソウッ!早めにタンヤオを教えちゃうと鳴きとセットとなったときみんなそれしか目指さなくなります。だとすると鳴きを教えるのはいつ・・?とカリキュラムを考えるのは実は難儀なのです。

 もちろんこれは1から教室を運営できゼロから生徒を育てる場合の話なので、実際にはそんな細かくは考える必要はありません。というか実際に教室をもったらカリキュラムなんてあると思いますか・・?

麻雀教室の実態

 麻雀教室で有名なスクールと言うとニューロンさんとかが挙げられますよね。Mリーグの地上波番組でもよく見かけますもんね。ただ、麻雀教室単体として運営している会社は稀であり、プロが派遣される麻雀教室のほとんどはカルチャー教室内の麻雀講座になります。そしてそれらのカルチャー教室で行われているレッスンのほとんどはレディース麻雀講座です。

 大体みなさんも想像はつくんじゃないかと思いますが、男女(しかもご年配)が初心者玄人関係なく集まって麻雀やってもまずいいことなさそうですよね。なのでレッスンプロが教えるのは基本的に年配の女性(ときたま若い人もいます)になります。なので、普通の麻雀のルールを教える知識以外にも、敬語がしっかり使えたり、清潔感がなくては務まりません。そして、年配の人に物事を教えるというのは、(煽りなしに)人一倍、いや10倍は丁寧に教えないといけません。なので、このnoteの様なこんな情報シェアしとけばみんな理解してもらえるだろうくらいの教え方では、生徒は離れていってしまいます。これでもかってほど丁寧に教えるというのも必須事項です。

 私は運よく前任者の方から3教室を譲っていただいて、毎月その3教室を巡る感じに教えにいっていました。麻雀講師講座を修了して間もなかったくらいだと思います。あの時はしっかり斡旋してくれて団体には本当感謝でした。私の住んでいる場所からは車で2時間弱くらいの場所でしたが、念願の麻雀講師の仕事だったので毎週ウッキウキで教えに行っていたのを覚えています。

レッスン形態

 では続いてレッスン形態に触れたいともいますが、みなさんは麻雀講座は1レッスンどのくらいの時間だと思いますか?麻雀好きなら誰でも納得していただけると思いますが、1時間じゃろくに麻雀を楽しめませんよね。私が、担当していた教室はいずれも1レッスン2時間でした(間10~15分休憩あり)。そしてレッスンは毎週では無かったです。基本的に月に2回です。隔週という意味ではなく第一・第二水曜日のようなスケジュールです。生徒さんは振替とかはできないので、基本的にご自身の生徒をずっと見る担任制ということになります。

 そして生徒さんの出入りはそこそこ激しいです。かなり打ちなれたグループの中に突如ド素人が来ることはあたりまえです。カリキュラムを作ってもあまり意味がないというのはこういうところにあります。それでも自分が担当する生徒だから丁寧に1から教えるんですが、講義にあたる部分というのは、やって1レッスンあたり5分程度であとは実際に打ってもらうのみです。みんな麻雀を打ちたくて来ているわけですから四の五の言わずまず打ってもらうは鉄則です。あと大切な事を言い忘れましたが、レディース麻雀教室はすべて手積み式で行われます。自動卓をカルチャースクールが所有しているのはまずあり得ませんし。何より手と頭を使うことにより老化防止に繋がるというメリットが一番の麻雀コースの売り文句だからです。脳トレ!として売り出しているカルチャースクールがほとんどです。

 私のひとつの教室のケースでは、ラッキーなことに立ち上げから関われるスクールがありました。まったくの新規コースにも関わらず6~7名ほどが参加してくださいました。スタート地点がほぼほぼみんな一緒だったので、毎週しっかり目に講義を入れてから実践を行うことで、教室らしい教室を運営できました。しかし、この初期メンバーの一人にそこそこ打ちなれている方が一人いました。その方は表立っては文句は言いませんでしたが、初心者とやっても面白くないという理由ですぐに去って行ってしましまた。こればかりはレベル別のコースを設けていないだけに難しい課題ですよね・・。でも、このニュースをどこで聞いたのやら残ったメンバーの方々は、すぐにその人を見返すくらい上手になってやりましょう!と意気込んでくれました。本当に当時は生徒さんにも恵まれていましたね・・。

最低開講人数と充足のアレコレ

 しかし麻雀講座の魅力はそのとっつきやすさにあったと思います。自分でも最終的には3か所でのスクールを任され、その中の1か所からはクラス増設してみてはいかがですかとお声も掛けてもらいました。しかし事の顛末をお先にお話しすると、東日本大震災の影響をもろに受けほとんどの講座は閉鎖してしまいました。

 とっつきやすさの理由ひとつめは、教材費がゼロということです。意外に感じるかと思いますが、カルチャースクールの講座のほとんどが初期費用にがっつり持っていかれることがあり、そこでスタートを躊躇する方も少なくはない気がします。その分、麻雀講座は体ひとつあれば十分!牌も卓もスクールが用意いたします。

 とっつきやすさの理由ふたつめは、講座の安心価格です。私の担当校は月額は大体4,000円弱くらいだったと思います。1レッスン単価2,000円くらいなので、お財布にも痛くない価格ですよね。しかも1レッスンあっというまの2時間麻雀体験なので、生徒さんの満足度もそこそこ高いです。

 では、最低何人から教室は開講できるでしょうか。やろうと思えばひとりからと言いたいところですが、麻雀と名を謳っているいる以上は最低2人はほしいです。二人さえ集まってしまえば、講師が残りの二人役をこなせばいいだけなので教室運営が可能です。

 じゃあ最高は何人までなら面倒みれそうか。しっかし生徒ケアまで考えるなら講師一人なら8人でしょうね。それ以上となると目が回らなくなり、ほとんど生徒は打ちに来ているだけの雀荘状態になるので、それでは講師の存在意味は無くなります。よっぽど人気の教室なら講師が複数いてもおかしくないです。

 この最大は8人とするのは、もう一つ忘れてはいけないスクール運営でのシステム上必ず出てしまう事柄に起因します。自身のクラスの充足が8人だとして、毎週全員が揃えば文句ないのですが、生徒さんはいくらお金を払っていようが休む時は休みます。なので、その日の生徒数が7人になると先生が一か所入らないといけなくなります。では、その日の生徒数が6人の場合はどうするかというと、2卓を3人ずつに分けて、先生が両方に黒子として入るのです。1卓を満卓でもう一方を2人にすればいいと思うかもしれませんが、もちろんこれは不公平なので採用できません。なので、6人の時はなかなか悲惨です。片方の卓で解説してると、「先生の番だよー」としびれをきらした生徒さんたちからの最速が速攻きます。もちろんこれが長く続くと生徒の満足度にも繋がるので、よっぽどうまくやるか、6人じゃないことを祈るのみです。

 教室でのお仕事

 実際の先生としてのお仕事は以下の通りとなります:

1)初心者の生徒さんにルールや役を教える

2)マナーを教える

3)実際に打牌をしてもらって何を切るか分からない時は助言をする

4)和了が発生したとき点数計算を一緒に考えて教える

5)人数が欠けた時は黒子になる

 お仕事の内容はこのくらいです。なので、そこそこ知名度のある強いプロならすぐにでもなれるでしょう。あと麻雀が弱くても講師になれるのは私が証明しましたが、やはりここでも強いに越したことはありません。強い人や頭の回転の速い人は、生徒さんの助言時にみんなを唸らせる打牌を魅せることができますからね。

5)の黒子の話ですが、黒子時にアガっていいの?と疑問に思おう方もいるのではないでしょうか。実はここが講師として難しい課題のひとつであります。黒子に徹してみんなにのびのび打ってもらうのはいいですが、まったくアガらないのも生徒としては舐められていると感じる人もいます。逆にアガリすぎると、つまらない!と不満をあげる人もいます。なので、基本的には黒子に徹するけど、かっこいい手や珍しい役ができた時や、点数計算の難しそうな手など、アガって牌を倒した時に、レッスン材料に成り得る時はアガリに行くみたいなスタンスが求められます。

麻雀講師のお給料

 さて本題にはいるとしますか。ここからは、私が実際に貰ったお給料をお教えしたいと思います。当時の明細とかはさすがにどっかいってるので、証拠が無いと言われればもはやぐうの音もでないのですが、私のここまでのnoteの内容で信憑性を測ってもらえばと思います。

 前途にあるレッスン料金から勘の良い人は気づくかと思いますが、レッスン料金がお手軽料金ということは、講師への給与にもしっかり比例します。

給与は歩合制

 はい、歩合制です。自身のもっている生徒数×単価で給与が支払われます。そして、その単価から何%かは団体に手数料として持っていかれます。そして、その単価は1000円に満たないくらいです(当時はね)。

 私の1か月のお給料の例として、3教室を担当していて、生徒数は合計すると20人くらいでした。単価が手数料引かれて950円くらいだとします。

20×950=1,9000 月給1,9000円

 自給換算してみましょう。1教室生徒数平均6.6人として、1レッスン2時間、そして月2回。6.6×950 6,270円 ÷月2回 ÷2時間=時給1,568円 (算数苦手なんでこの式が間違ってたら教えてください)

 ただ記憶が正しかったら、教室によってこの単価は異なっていた気がします。1,000円を超えていたところもあった気がします。そして、拘束時間を考えるなら、私の場合は月に3教室2時間月2回の12時間なので、月給の低さは仕方が無いですよね。ぶっちゃけ当時は往復の通勤時間のほうが長かったかもしれません。

一般的なサラリーマンが残業なしで月に160時間くらい働いているとして、そこまでレッスンみっちり持てれば生活できるくらいの給与は確保できそうですが、一日に4レッスン持つのは専門スクールでもない現実的では無いです。あと同じ8時間労働でも体が持ちません(8時間の立ち仕事なかなか辛いですよ~)。

 結論から言うと歩合制の強みでもある生徒数を考えても体ひとつでは8人がマックスであり、担当している教室の数によるので、これ一本で喰っていくのは、相当な数の教室に派遣されなくてはいけません。そこまでの講師になるには恐らく相当な時間や地位が必要となりますので、講師はあくまで副業と考えるのが妥当です。ただ、これ一本で喰っている麻雀プロがいたのは事実です。

麻雀講師は道具?

 当時強く印象に残っていた出来事があります。私はその時は、別のアルバイトをしながら、レッスンプロを掛け持ちしておりました。主となる稼ぎはそのもう一方のアルバイトのほうでした。なので、主となるバイト先の方で年末調整は行っていました。

 しかし、給与が発生している以上、レッスンプロの方も確定申告で申告する予定でいましたが、団体から源泉徴収票を貰えることはありませんでした。自分がプロをやっていた期間は実は1年もなかったので、年間の給与としては20万もいってなかったので、これといって問題ではなかったのですが、実際問題月に10万以上稼ぐ人はどうしてるんだ・・?と疑問を抱かざるおえませんでした。

 からくりとしては団体は、カルチャースクールに麻雀道具をレンタルしているという名義で、契約をしているみたいです。なので、そこに人間は発生していないみたいです。(それだと風営法上問題では・・?)では、団体は何と名を打って委託分の給与を支出としているのか・・??疑問は尽きません。

 麻雀プロ(レッスンプロに限らず)は、どうやって税金の申告しているのか?という質問はよく目にします。様々な収入形態がある以上、個人事業主として確定申告をしていると思います、でも麻雀講師一本の方はどうしているのでしょう・・?

 このシステムが現在も踏襲されているかは知りませんが、当時はそんな些細な出来事でも私のプライドは多かれ少なかれ傷ついたのは確かです。でなければ今になってまた掘り返したりしませんよね・・。

まとめ

10年前くらいの情報ですが・・、

・レッスンプロになりたいなら団体に所属しろ!

・麻雀に強いだけじゃなだめだ!知識や引き出しを増やせ!

・教えるのは年配の女性がメイン!

・レッスンは月2回 1回2時間!

・給与は歩合制!

・麻雀講師はあくまで副業!

 以上となります・・。言いたい事を次々に書いていたら、こんなに長くなってしまいました。返って読みづらくなってしまっていたら申し訳ありません。もちろん、現在では団体のパワーバランスも異なるだろうし、Mリーグのお陰で麻雀プロの地位も見直されてきてはいます。麻雀講師という仕事が、単体で確立できるような世の中になれば、草の根活動も広まり、麻雀普及にも貢献できるのではないでしょうか。

 ひとつ未知なのはカルチャースクールと契約している団体のパワーバランスです。現に、私が昔教えていたスクールのHPを覗いてみたら、今はニューロンの講師が派遣されているようでした。どの団体に入れば麻雀講師として一番稼げるかは正直謎です。現時点で、レッスンプロとして生計たててるよー!という強者がいたらリークオネシャス。

最後に・・講師はなろうと思えば誰でもなれる!

 ちなみに何の肩書も無い人が自分の家で麻雀教室を開いてレッスンを行うことは全然可能です。ご近所で人気な雀士だったらぜひやってみてはいかがでしょうか?コミュニティセンターの力を借りて講座を開催することも全然可能だと思います。ただレッスンの実態の無い貸し卓行為となると摘発されるのでご注意を!

 高齢化社会の現状、デイケアに赴いて麻雀を教えるというのも需要があって当然だと思います。2020年の現在ならではの講師の実態もあるんじゃないでしょうか。麻雀に熱を持っていて、麻雀を普及させたいという方は、行動力さえあれば麻雀講師を名乗れます!!(最初の前提はなんだったのか・・)

今はただただ麻雀界が影響を受けまくっているコロナ禍が収まることを祈るばかりですね・・。

読んでいただきありがとうございました。


 


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