「学校が不安なところ」当時1年生の娘から聞いた唯一のコトバ
もう2年と2ヶ月が経ちました。娘が学校に行くことを渋り始めた日から。
本当にあっという間だなぁ。
時代を先行く娘は、コロナコロナとなる前から学校に行きたがらなくなりました。
正確には、朝起きれなくなったかな。
冬休み明けって寒いから、朝起きれないんですよね。それなのに、みんな学校に行くのが早い。娘の兄貴二人も当時は7時半に出かけていました。
何がきっかけで不登校になったのかは、本人に聞いてもよくわかりませんでした。誰かにいじめられたわけでも、先生に怒られたわけでもなかったので。勉強も自分からやっていましたし。
そんな彼女から、唯一聞けた言葉が「学校が不安なところ」というコトバでした。
「誰だってそうじゃん」って正直当時はおもいました。
「わからなくはない。でも、行かないと不安は消えない」とかも思ってました。
だけど、色々あって2年以上経って思うこと。
「娘にとっては不安な場所。彼女は”今”そう思っているんだ」と、
丸ごと受け止めてあげられたらよかったんだろうなと思います。
受け止められない私は、心の余裕がなかった。
だって、会社に行かなければならなかったから、不登校が長引かれたら困るんです。
完全に私都合なわけです。
どんな状況であっても、受け止めれあげられるだけの余裕が、私にはなかったということです。
2年いろいろありましたが、この記事を書いている今、だーーーーいぶ受け止められるようになりました。
娘が成長したのもあるから、お互いに(いや私ばかりが)言いたいことをそのまま言えているからかもしれない。
私自身が、自分のできなささを諦めてきたのからかもしれません。
この1ヶ月くらい、私自身が「自分はいなくていいんじゃないか」と結構真剣に思っていました。
でも、それって何者かになろうとして自分にダメ出ししてるってことだなぁと。
頑張ないと認められない自分じゃなくて、
頑張らなくても「そこにいていい自分。」
そんな安心感に包まれていたら、エネルギーが溜まったら
やりたくなる(頑張るとは違う)
娘はこれから気持ちをいったり来たりしながら、
自分の心地よい按配、自分の取説を作っていくのだろうなと。
私は43なのに、まだ取説がわかっていないようなので、
私もやり直しです。
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