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「起業」と「新規事業」の違い。

こんにちは(^^♪

ナビたろうです、アクセス頂きありがとうございます。心より御礼申し上げます。このマガジンでは、日々の気づきや考えなどをとりとめもなく、まとめていきます。文章の乱れなどはご了承くださいませ。

本日は最近感じている「起業」と「新規事業」の違いについて。私は「まなびナビ」という学習サービスを運営しています。約10年間、教育・学習塾業界で働いたあと、独立しました。

https://mana-navigation.com/

「新卒」で「新規事業」。

大学卒業後、入社した会社では「学習塾を立ち上げる新規事業」の仕事に携わりました。大学1年生のころからインターンとして関わっていた会社に、そのまま入社する形になりました。

そのことは「あー、会社で働くってこんなんなんだ」「新しい事業を立ち上げるのは大変だな」と漠然と感じていました。なんとなく、新規事業というものに、触れていた感じでした。

「教育関連」で「数社」経験。

その後、教育関連でステージの違う会社を2社経験しました。リタリコと河合塾マナビスという会社です。リタリコは約50教室、河合塾マナビスは約300教室という規模感でした(当時)。

新卒で入社した会社は「1教室目」から作っていましたので、その後、どうゆう風に教室ビジネスが拡大していくかに興味がありました。2社では、そのようなステージ感のなかで、事業のフェイズを経験できました。

その後、独立し、まなびナビという事業をはじめました。少しずつですが、地域における認知度も上がり、利用者さんも増えてきています。

「起業」と「新規事業」の違い。

そのような経験の中で、「起業」と「新規事業」は全く違う、ということを最近、よく考えます。過去の私はこのあたりは結構、あいまいでした。どっちも同じようなものだろうなと漠然と考えていました。しかし、このふたつは違うものです。

①「事業づくり」という共通点。

 2つに共通するのは「事業づくり」という共通点です。起業も新規事業も「事業を作る」という意味では変わりません。事業とは、継続的に収益を生み出す商品(サービス)という定義にしておきましょう。ビジネスモデルと、それを継続的に提供する「仕組み」がある。それが「事業」です。

②「起業」とは。

 起業とは、何もない状況から「事業」を生み出すことです。事業モデル、リソースを含めて、全くの真っ白の状態から作り上げます。まさに「ゼロからイチ」を作り出す、それが起業です。だからこそ、起業は面白いですし、当然リスクもあります。私の経験では「まなびナビ」の創業がこれにあたります。

③「新規事業」とは。

 一方、新規事業とは「既存の事業」を前提にしたうえで、その会社の「新しい事業」を作ることです。既存の事業のリソースやビジネスモデルを前提にしたうえで、別の事業を作ります。既存の事業は「資源」にもなれば「制約」にもなります。あくまでも「既存の事業の延長線上」というところが、新規事業の特徴です。私の経験では「新卒で入社した会社」がこれにあたります。

「起業」の面白さ。

最後に、起業の面白さ(大変さ)について。それは「新規事業と違い、全く制約はない」「前提がない」という部分だと私は思います。新規事業の場合、どうしても本社や既存事業との関連性に縛られます。その事業にとって必要なことであっても、既存事業のブランドイメージや戦略を損なうようなことはできません。しかし、起業の場合、そのような制約はありません。制約がない代わりに、そのようなバックアップもありません。

最近、大学生と話をする機会が多く、起業と新規事業の違いについて、意識することが多くなったので、まとめておきました(^^)/

 

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