デジ「ログ」&デジ「ローカル」。
こんにちは!本日も備忘的に最近、感じたことなどを書き綴っていきたいと思います。時間がある方はお付き合いを!
今回のテーマは「デジタル+●●」です。
私は教育系のビジネスをしていますが、その中でキーワードになるのが「デジタル」との活用(いわゆるDX)みたいな領域です。学習系の「AI教材」などはその典型です。以前の記事で「学習の本質は『アナログ』」と書きました。その前提は変わっていませんが、デジタルの調和が必要だと考えています。
「デジ」「ログ」の領域。
デジタルのアナログの調和は「デジログ」のような言葉で表現できるかもしれません。思うに、世の中でヒットしている商品、サービスなどはこの「デジログ」のバランスが取れたものが多くあるのではないでしょうか。スマートフォンなどは、その例です。基本的に携帯電話を進化させた「デジタル」なものでありながら、直感的に操作ができるという「アナログさ」も兼ね備えています。デジタルであって、アナログである。そのような、方向性は教育、学習業界だけではなく、多くの業界に共通するキーワードです。
「デジ」「ローカル」の領域。
もうひとつ、デジタルとの調和が求められるのが「ローカル」領域です。教育業界でいえば「学校現場」などはその最たるものです。文部科学省がいくら「デジタル化」の旗振りをしても、現場の学校や先生(ローカル)に受け入れられなければ、それは活用されません。デジタルなものを「ローカライズ」(地域化・現場化)していく工夫が必要です。このあたりのサービスで上手だなと思うのが、ネットサービスの「ジモティー」です。メルカリなどのプラットフォームが普及していく一方で、アナログ感を強みに「ジモティー」は生き残っています。メルカリと違った価値をジモティーは提供しているのでしょう。まさに「デジ」「ローカル」の領域だと感じます。
「顧客の方を向いて」開発する。
デジログにしろ、デジローカルにしろ、大事なことは「顧客が求めているもの」「使われるもの」「顧客に本質的な価値提供ができるもの」を作ることだです。その意味で「顧客の方を向いて」開発することが大事だと感じます。これは、当たり前のことですが、意外に当たり前ではありません。特にビジネス立ち上げ初期のころは「お金の出どころ(収入源)」が顧客だけではない場合が多いです。法人などから別口でお金を得ている場合、どうしてもそっちの方向を向いてしまい、顧客のことを考えることが少なくなってしまいます。そのビジネスの本当の顧客は誰なのか? 誰のためのサービスを開発したいのか? 常に意識し続けておく必要があります。
本日はこのへんで!
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