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「人生」をまっすぐ、ぶつける。

こんにちは(^^♪
今回も雑談的に、最近感じていることを書いていきます。時間のある方はぜ付き合いを。

きっかけは、会社や事業についての「伝え方」について、悩んでいたこと。そんなとき、少人数の講演で話す機会があり、なんだか手ごたえを感じました。その感覚について、まとめていきます。

「カッコよく」ならないこと。
会社や事業の説明をする際に、必然的に創業者である「自分」について話す場面があります。なぜ創業したのか、どんな想いを持っているのか、どんなビジョンがあるのか。そのようなことを伝えることは、起業家にとって必須でしょう。
しかし、ともすると、自分のことについて「カッコよく」話をしてしまいがちです。こんな華々しいキャリアを歩んできた、こんな資格を持っている、こんなに表彰されている、などなど。このように「カッコよく」自分を魅せたくなる気持ちは、私もあります。
一方で、この人の話を聞いてみたい、この人の話なら信じられるかも、と思ってもらうためには、自分の「カッコ悪い」部分も見せなければいけないと感じます。人生の中で「痛み」「辛い経験」を積極的に、ストーリーの中に盛り込んでいくこと、それをしっかりと真正面から語ることこそ、大事な気がしています。

「起業」の土台には「創業者の経験」がある。
会社にとって、最も大事な要素は「メッセージ」であると私は思います。メッセージとは、その会社がどんなことを世の中に訴えたいのか、どのようなチャレンジをしたいのか、ということです。会社の理念、ビジョンにそれが現れてきます。
その「メッセージ」の背景には、創業者自身の経験があります。例えば、松下幸之助は、戦後の物資不足の経験から、水道哲学を考え、それを会社のメッセージとして打ち出したわけです。会社はメッセージであり、そのメッセージは創業者個人の体験に支えられています。

「痛みのある経験」が、人を動かす。
そして、会社を創業するに至る経験には「痛み」があるものではないかと私は思っています。痛みの無い経験は、長続きしません。痛いからこそ、辛かったからこそ、そこから感じるものがあり、人は会社を興すに至るのではないかと私は思います。

今回はこの辺で!

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