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(41) 通勤時間が爆長くなったので毎日本を一冊ずつ読むことにした

 通勤時間を利用した読書記録です。noteの読書クラスタの人たち、お待たせしました。(偏見)kindle unlimitedで読みまくったビジネス書の週です。スケジュール管理について、手帳がいいのかgoogleカレンダーがいいのかそれとも別の方法がいいのか、ゴロゴロ悩んだことがよく分かる読書ラインナップ。

255. 鈍感な世界に生きる 敏感な人たち

 kindle unlimitedより。かの有名なHSPについて書かれた本。こういう本こそ多角的な情報を得て判断したほうがいいと思う(webサイトの情報とかだけ見て判断すると、すぐに「自分かわいそう!」病にハマって現状打破がしにくくなると思う)が、それはそれとしてやっぱりブームになるだけのいい本ではある。「わたし、HSPかも」と思う人が読んだら、確かに癒されると思う。
 「『敏感な人たち』とうまく付きあう方法」のコーナーが勉強になった。特に「時と場合に応じて『深い会話』と『表面的な会話』を使い分ける」のところ。会話が表面的すぎて辛い時と、深い会話を望んでいないのにさせられて辛い時のTipsに、一般化と具体化を使い分けるということが書いてあった。なるほどね。相手の話す会話が具体的すぎて辛いなと思ったら、一般化して返せばいいのだ。(例えば、「○○○がこうでこうなんだよ」に対して、聞き続けるのが辛ければ、「みんなそうだよね」とかで返す。)それと同時に、すぐ傲慢とか上から目線とか言われがちな人って、人が語った具体的なエピソードに対して自分なりに一般化した答えを返してくる傾向にあるかもな。寄り添われている感じがないから「傲慢」という感想になるんだろうな。と、いくつか例が浮かんだりもした。いい本は思考を遠くまで連れていってくれる。

256. 新 コーチングが人を活かす

 kindle unlimitedより。コーチングの本ってそういえば読んだことないかも と思って読んだ。コーチングって一つのビジネスモデルとして「あり」だと思う(人が金払って傾聴してくれるというサービスが、カウンセリングとキャバクラしかないのはやっぱり問題だと思うから。)んだけど、それを部下にやるのってキツいよなぁ〜 と思うことしきり。あと「髪型変えたね」とか細かいことに気づいたってアピールせよ みたいなことが書いてあったんだけど、なんかこう…… 自分が部下の立場だとして、それが有効な(「ちゃんと見てくれてるんだ」って思うような)上司とそうでない上司ってやっぱりいて、その違いってなんだろうな…… と思ったんだけど、結局広義の下心というか、「こう褒めることによってテンション上げてくれよ」みたいな思惑が見えると気色悪いなと思った。

257. 圧倒的に自由で快適な未来が手に入る! 勝間式ネオ・ライフハック100

 kindle unlimitedより。勝間さん、結構好きなんだよね……。それでホットクック買ったし……。 生活にフォーカスを当てて、効率化を勧める本。お金の配分の仕方とか、参考になった。前の夫や娘の話が出てきて、ふんふんと思いながら読んでたんだけど、最後のほうに「当時のパートナーとうまくいっていなくて身体が不調になった」みたいなことが書いてあって、これは本が書かれた時期的に、絶対ひろこさんじゃないか!!!!!!!! と目がカッ!と開いた。ひろこさんと別れた時の失恋の報告エントリ、超美文だったよね。(人の失恋を美とかの言葉で消費しようとすんな) どうでもいいが、有名な日本人レズビアンカップルは皆別れてしまう世の中なん?

258. 心を壊さない生き方 超ストレス社会を生き抜く

 kindle unlimitedより。「筋トレの人」と認識してる人の本。(一番有名なやつは読んでない)超分かりやすく、メンタルにいいことが書いてある。要するに栄養・睡眠・運動。これは何の本を読んでもそう書いてあるから、そうなんだろうな。読みやすさを重視しているんだろうけど、会話調で著者がウケを狙おうとして筋肉ネタを披露するのは、ちょっと読んでいて小っ恥ずかしかった。発達障害のケースの漫画のエミさんがかわいかった。

259. あなたはあなたが使っている言葉でできている

 kindle unlimitedより。筆者が元気づけようとしてくる言葉がいっぱいでかでかと書いてあって、通勤電車のケータイで読むのはちょっと恥ずかしかった。「私は勝つに決まっている」の章が面白かった。昔カウンセリングで言われた、昔受けたトラウマの出来事を繰り返し再生しようとしている という指摘に対して、そんなわけあるか と思っていたのも、「勝つに決まっている」論だったら理解できる。(これだけではわけわからんと思うので、ぜひ読んでみてください)

260. リストマニアになろう!――理想の自分を手に入れる「書きだす」習慣

 図書館で借りた。とにかくtodoリストを作って楽しく過ごそー!みたいな本。内容はよくある「書き出す習慣をつけることで自分の目標を達成しよう」みたいなものなんだけど、終盤いきなり引き寄せの法則が出てきて、そこからあんまり集中できなくなった。こういうのでよくEvernote勧められるけど、うまく使いこなせないんだよなあ、あれ。とりあえずその前に読んだ勝間さんの本の影響もあり、google keepを入れた。こういうの完璧主義的にやろうとして失敗するからテキトーに運用できるようになりたい。今ちょっとgoogleカレンダーをいじっただけで動悸がしてきた(たくさんの予定を見ると気持ち悪くなる人)。

261. 決める

 図書館で借りた。様々な「決断」についての指南本。面白かった。TODOリストの作り方、先延ばし癖のやめ方などについての本。たまに出てくる挿絵がクスッとくる。TODOには大きく分けて2つあり、「ペイン回避リスト」(やらなければ怒られる、トラブルになるというようなTODO。行なっても大きなものは得られない)と「ゲインリスト」(やらなくても怒られないTODO。行なうと大きなものが手に入る)の二つの概念が分かりやすく腑に落ちた。ゲインリストを細分化して実際のTODOとしてカレンダーに落とし込め!という内容で、普段行なおうとしていることと重なって気分が良かった。

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