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(46) 通勤時間が爆長くなったので毎日本を一冊ずつ読むことにした

 通勤時間を利用した読書記録です。ついに300冊到達。今月末で開始から1年、年間通してほぼ毎日一冊ずつ読んだ計算になる。
 ざっと計算した感じ、3分の1くらいは漫画だが、漫画を禁止したら続ける気がなくなっていただろうから、いいルールで続けられてるんじゃないかなぁと思います。漫画特有のクリフハンガーというか、ぐいぐい「読まされる」勢いの感覚って唯一無二だしね。その勢いで次はちょっと難しい本に行こう!って気にもなって、いい。
 ああ、そういえば、大学時代の尊敬する友人が、毎日映画を一本観てから学校に行くと言っていて、マジかよ!と思ってたんだけど、あの頃の彼女と同じようなことが10年経ってやっとできるようになったのだなあ。
 一日一冊読書運動、本当に楽しいから、みんなやってみたらいい。これ本当に積読なくなるし、自分の大切なことに集中できてとてもいい。というか、みんなが読書日記書いてくれたら、わたしが読めて嬉しいので、やってほしい!!!!(大声)
 嬉しくてべらべらと語りすぎた。300冊目いきます!

300. プロカウンセラーの聞く技術

 Kindleでオススメに出てきて買った。面白かった!!!読んでて、すごー と思ったところがいくつもあるので、抜き書きする。

「上手に聞く」ことはコミュニケーションにとっての最大の武器です。それは人を助けもしますが、殺しもします。

 このあたりに、人を殺す「上手に聞くこと」は、マインドコンロールや洗脳、カルト(セクト)宗教のやり方だよって書いてあって、とても腑に落ちました。わたしは以前「聞き上手」って言われていたことがかなりあるんだけど、あれはもうほとんどマインドコントロールのやり方だったと思う。今はそれをする必要がない人とだけ親しくしています。

オープンになるということは、自分の欠点や失敗談を話すことではありません。自分の欠点や失敗談は、より痛いところ、もっと大きい欠点、もっと決定的な失敗をかくすためであることが多く、オープンに見えてじつは防衛的なのです。自分の本当の痛みはなかなか自分から人には話せないものです。

 いや本当にそう………… いまこれと全く同じことをカウンセリングで指摘されています…………。

会ってすぐに相手の人間性と心を見抜けるくらいなら、聞く必要などないでしょう。ていねいに相手の話を聞くのは、わからないからです。「わかる」と思っている聞き手が相手からは反発され、「わからない」と思って一生懸命に聞く人が、相手から自分を理解してもらえたと思われるという逆説は、おもしろいでしょう。

 いやまじでな。「わかる〜」って相槌打ってくるやつ、絶対わかってない問題ね。自分の話を違う方向で回収されたような気分になってムカつくんだよね。 といいつつ、わたしもやってしまいがちだ。

「あれは人形だから」と、冷めた目でしか文楽を見れない観客は、共感性が乏しい人か、人形つかいが下手なのか、芝居があまりにも自分の身にふりかかる出来事のために、しらけていないとあぶないか、のどれかでしょう。

 真理か!?(真理だ)
 「しらけていないとあぶない」が出てくるの、すごいですよね。わたしがそれです。自分には関係ないよ〜興味ないよ〜っていう振りをして、本当の自分を抑圧してるんだよね。
 全編通して、今の自分にグサグサ刺さることがたくさん書いてあった。出会うべくして出会った本だった。他にもたくさんハイライトをつけたところがある。出版が2000年とあってやや古い本だけど、「奥さんと旦那さん」みたいな表現以外は本当に色褪せないことが書かれていると思います。ぐちは言ってはいけないものではない、むしろ大きくなる前に上手に受け流してくれる人に話すのが良い と書いてあったのが救われる思いだった。

301. 土葬の村

 Kindleで買った。日本で最近まで土葬が行われていた村に行くルポ。ルポなのか?
 土葬以外にもいろんな弔い方が取り上げられていて、野焼き火葬というものをはじめて知った。人の死体を焼くにも上手い下手があるらしい。骨を綺麗に白く出すのは火の勢いの調整が必要らしい。濡れむしろをかぶせたりして、蒸し焼きにするといいらしい。何この知識?
 葬式の時に雇われて泣く「泣き女」という仕事があったこともはじめて知った。当時生きていたならわたしの友人でやってそうな人を思い浮かべた。

302.メンタル・タフネス

 Kindleの日替わりセールで買った。スポーツ心理学の先生が作った、メンタルをタフにするための方法をケース紹介と共に教えてくれる本。
要するに栄養・睡眠・呼吸をちゃんと整えようね!ということで、過去に似たような本を読んではいるけど、いくつ読んでもこういうのは面白い。人生を前向きに捉えることはいいことだってはっきり言い切ってくれるところが嬉しかった。
 そうそう、ステートメントを書くというのは他の本で見ない面白い点だったかも。自分の大切にしている価値観を生活で実践できるよう、自分の行動指針みたいなものを自分で作るってことなんだけど、企業とかがよくそういう文章を作っていたりしますよね。それを自分のために自分で考えて作るっていうのは、それだけで素敵なことだなぁと思った。
 これも古い本で、9.11のことがたくさん出てきて、あれからもう20年経ったのかー。などとも思った。あのニュースの時はわたしはまだ小さい子どもで、何が起きているか分からなかったけど、本当に物凄いことが起きていたんだよなー。とかね。

303. オトメの帝国 16

 Kindleで買った。待ってました。泣 表紙の浅水先輩と美緒ちゃんカップル、切なくて辛くて本当に大好き。泣泣
 ここから一息で言います。
 今回はかおる先輩と棒ちゃんに大きな展開があった、動揺するかおる先輩かわいい、かなえちゃんと菜々沢さんも凄まじかった、夕陽が美しかった、あのシーンはカラーに見えたよわたしは、ていうか菜々沢さんの恋愛相談コーナー的確すぎて流石ですとしか言いようがない、それからカラーといえばのののん先輩のチャレンジコーナーのカラーは噛み締めましたし、あーちえご婦妻のエッチな様子をカラーにしていただき誠にありがとうございました。ほのか様のイケ美女っぷりも、もうすごかったね。あれはエリじゃなくても落ちちゃうね。落ちました。ケツ。ああ、大事なことをひとつ。わたしは棒ちゃんが鬼火先輩に抱く慕情というかコンプレックスというか憧れというか妬みというか、あの描写がすごく好き。あそこだけ激アツ少年漫画だよね。はあ、最後に、浅水先輩と美緒ちゃんが一番しんどい関係だと思うんだけど、どうなってしまうのでしょうか…… 浅水先輩が面倒な人に浮気(文字通り)するからー!!!!!!!!! 本当にダメだよ!! ああいう中途半端な美人がそういうことするよねーー!!!!!!! いや浅水先輩は本当に美しいですけどね、はい、美緒ちゃんみたいな子にすべてを差し出してあげられるといいですね。浅水先輩。
 以上です。ありがとうございました。

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