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2018年11月の記事一覧
ハイデガー「存在と時間」の構築 (著者 木田元)
https://goo.gl/EgbSkS
この本は未完のまま残された「存在と時間」を根拠に基づいて完成させる作業の記録だ。
ハイデッガーの「存在と時間」を再構築することで、古代から実存主義までの哲学の流れを追うことができる
しかもわかりやすい。
哲学を学びはじめるとき最初の一冊にこの本に出会える人は幸せだ。
自由とは何か―法律学における自由論の系譜 (現代憲法理論叢書) (著者 遠藤比呂通)
https://goo.gl/f9PzLh
著者は、東京大学法学部助手として故芦部信義教授に師事した憲法学の研究者、弁護士。
社会科学の研究者の仕事は2つある。
1.問題を定式化し、論点を整理、それぞれの論点について立場の違いを説明し、考えるための見通しを提示すること。
2.異見を提示すること。
この著作は後者の仕事だ。
後者の場合、異見と同じくらい重要なのが、どう問いを立てる