一、二、三、四。(駄文)
1月23日、長男のところに3人目の子供が生まれた。
先に生まれた娘2人はもう小学生になっているので歳の離れた弟をすごく可愛がっているようだ。
私が夏に帰った時に娘2人は自慢げに「いっくん(弟)見せてあげようか?」と言って来た。
オモチャ見せるみたいな言い方するやんけ、と笑ったが弟を可愛がる年子の2人が可愛かった。
二男のところには息子が2人いる。
三男のところには娘が1人いる。
四番目、末っ子の私が子供を持たなかったら3、2、1、0となるなと思った。
一、二、三、四。
3、2、1、0。
数字が小気味よく並ぶのは好きだ。
こういう数字の並びでふと兄妹がある嬉しさみたいなものが浮かぶ。
血の繋がりを感じるものが数字にある気がしてしまう。
家族との縁ってのには前世の繋がりをイメージする。
前世も家族だったとか、前世は恋人だったとか、前世はライバルだったとか、前世は裁判官と死刑囚だったとか、前世は飼い猫と飼い犬だったとか、前世は…心残りのある間柄が今世に戻ってきて繋がったのかななどと考えたりする。
それは特別な意味なんてなくて、小気味良いだけのものじゃないか。リズミカルで軽いもの。
だからきっと数字とも相性がいい。
トン、トン、トン、トン。
重厚な空気も壮大な意義もない軽妙なリズムの関係。
そういう数字の関係が、兄妹をあらわしている気がする。
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