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分かり合えない躁鬱人⑨

こんばんは。まなみんです。

今回は分かり合えない躁鬱人シリーズ第9弾!


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そして今回のテキストはこちら↓↓↓の後半部分!!

だからこそ鬱がとてもしんどいんです。
鬱状態は常に一人です。
あの大嫌いな一人で空っぽな時間だけになってしまいます。
今まで読んできた躁鬱人の方々はもうご理解いただけていると思いますが、躁鬱人の特徴を考えると、鬱状態の時に常に一人でいることは毒だとしか思えないじゃないですか。
そうです。まさに毒なんです。鬱状態の時に、一人でいて一人で完結する時間を過ごしていたら、ただ辛いだけなんです。

私は一人が苦痛ではありません。むしろ楽だから好きです。幼いころからそうでした。

しかし、鬱のときはそれでもしんどすぎます。

「なんで病気になってしまったのだろう」「ベッドから動けなくて情けない」「死にたい」「私ばっかり辛い」「あんなに頑張ったのに結果これかよ。しんどい」


なんてグルグル考えます。

寝れないときは地獄です。一分立つのが本当に遅く感じます。

本当に毒ですね。


「特に自分らしさや自分の長所が失われたときが要注意です」
 そもそも鬱の時は自分の長所なんて何一つもないという状態になってしまうのですが、人に見せて喜ばせてなんぼの躁鬱人が一人でいたら、本当に大変なことになってしまうのです。

うえーん。泣いていいですか。本当にこうなんです。

接客が大好きなまなみんがベッドで動けなくなってもう私は何もできないとか、好きなことすらできないとかもう最悪なことばかり考えてしまって辛すぎるんです。


「平和指向型なので、他者との敵対関係には長くは耐えられません」
 顔色を伺うのも気を使うのも、躁鬱人にとっては平和のためなのです。それは自分が目立たないようにしようとか、自分に意見がないとか、そういうことではないんです。
とにかく平和を重んじる。みんながニコニコして楽しそうなら、躁鬱人はニコニコして楽しいんです。
苦手なのは、みんなが気難しい顔をして黙っているような現場です。
ついずっこけたり、大きな声を出してびっくりさせたり、したくなりますが、そして、することもあるのですが、とにかく空気を読む、いや、空気しか読んでいませんので、空気が変化しないと感じたときは黙ってしまいます。空気を読むって言うのも悪い意味で取られますよね。でもそれは躁鬱人ではない人たちにとってということです。下手な人が空気を読んだら、ろくなことにならないからです。しかし、躁鬱人は全く別次元です。空気を読むことだけに長けてます。だから、世の中の流れは全く無視して、どんどん空気を読みましょう。

私、空気読みすぎる人間です。

というか、分かってしまうんです。みんながギスギスしてるとかイライラしてるとか、ソワソワしてるとか。

でも、どうすることも出来ない。頑張って明るく盛り上げたいとも思うのですが、自分も空気にのまれて何も言えなくなってしまいます。

消えたくなります。


気をつけることは、空気が悪い、と感じたら、かつその空気が自分の「おどけ」や「ひょうきんさ」などで変わる余地がないほど停滞していると感じたら、すぐその場を去ることです。
前にも言いましたが、躁鬱人は徹底的に柔らかいです。だからどんなに空気が悪い現場でも、変形して、なんとなくその場を過ごそうとしてしまうんですね。

なるほどですね。「逃げる」その手段があったか!


でもそれはとても「窮屈」なことです。
そのままにして時間を過ごしてしまうと、帰りたいのに、ずっとその場にいると、二つのよくない方向に感情が移行していきます。
一つは空気が悪すぎて「全然喋れなく」なってしまいます。その場にいる人の空気を全て読もうと試みてしまうので、そこでの空気がうまく読み取れていない場合、混乱が激しくなってしまいます。
すると、周りのみんなは仲良く笑って喋っているのに、自分だけ黙り込んでしまう、みたいな状態になってしまうんです。そうすると、躁鬱人の特徴である「自己中心的」なところが窮屈になってくるんですね。
躁鬱人ではない人には申し訳ないんですけど、躁鬱人は常に自分が話の中心になっていないと落ち着きません。あちらで数人がニコニコ話してて、こっちでは一対一で静かに話す、みたいな状態だとなんとなく物足りないって思ってしまうんです。

図星だ……。何となく居心地が悪いと思っていたのは「自分がそこに居ないから」なのかもしれないですね。

なんとなく省かれているような気がして辛くなる。

これは躁鬱人の性質だったのか……。


これもあなたが自己中心的な性格に育てられたわけでもなんでもありません。あなたの両親には一切の非がありません。ただの躁鬱人の特徴です。
しかし、特徴であることがわかっていないと、自分は話に加わっていない、孤独だ、結局自分は人間関係がうまくいかないんだ、なんてことにすぐに発展してしまいます。 みんなにその状態を口にしたら、お前はなんて自己中心的な人間なんだとか言われそうで、怖くて、そんなことはもちろん言えませんから、さらに黙ってしまいます。 躁鬱人は柔らかいくせに、躁か鬱のどちらか二極で考えてしまう癖があります。黙っていてもいいのに、黙っていると、鬱の時の自分をつい思い出し、さらに黙ってしまい、喋っていると躁が喚起されてついつい一人舞台に躍り出てしまいます。

う、確かに…。

さっきまで話せていたのに、みんながその話に興味がなさそうって感じるともうその場では話さなくなるし、

逆に、誰かが食いついてくると、「待ってました」とばかりについつい余計なことをしゃべってしまう。

そして引かれてそれを感じてまた黙ってしまう。

そんなことの繰り返しです。


黙りこんでしまった時にはどうすればいいか。
黙りこんでしまうと、すぐ自分は鬱だ、と言う風に流れていきますが、黙りこんでしまうには理由があります。 それは「あんまり面白い現場」ではないということです。別にその場にいてもいなくてもどちらでもいいと実は感じているんです。 周りの人たちのことを面白くない、などと言って酷いと思われるかもしれませんが、人に面白くないとは口にしなければいいんです。 そして、人が面白くない、わけではなく、その場に自分が必要ない、と感じていることが多いです。悲しいかな、躁鬱人は話の中心に自分がいないと楽しく感じませんので仕方がありません。自分が出る幕ではないところでは静かにしていよう、ではなく、出る幕がないところにはいない方がいいんです。 むしろ、そのままいなくてもいい場所に居続けると、窮屈さが満杯になって、そうなると、黙ってしまう状態から怒りに移行してしまいます。

はい。そうです。これ、私です。

太字にしたところ、とても共感です。

その空気は私が必要ない、私がいなくてもいい。そんな場になっているんです。

そうしたら私は、早く帰りたいなーとか考えてしまいます。

すみません。


本当に躁鬱人の特徴は、うまく非躁鬱人の普通の行動の中に紛れ込ませているので(そうやって、どうにか遺伝子を受け継いで生き延びてきたのでしょう)、一見、正しいことのように見えがちです。
しかし、怒りを発散すればするほど、その分量だけ、つまり出せば出すだけ、深い鬱に陥ってしまうのです。 しかも、元々はただ話の中心になればよかったんです。それだけなんです。そうやって人を喜ばせるのが目的だったんはずなんです。窮屈な現場で、その行動を行うと、正義を担保に、怒りを爆発させてしまうので、躁鬱人の人は気をつけましょうね。

分かりました。もうここまで私が躁鬱人だと当てはまっているなら従うしかありません。

力をうまく利用してあげましょう。批判や怒りに使うとろくなことが起きません。それはもう少し冷静で読書なども落ち着いてできるタイプの非躁鬱人に任せておきましょう。 こちらはとにかく人を喜ばせるのです。腹を抱えて笑って泣いて、何に怒っていたのか忘れてしまうくらいに、人々を笑いの渦に巻き込みましょう。きっとそれだって生きる力になるはずです。いや、僕はそれこそが生きる力だと確信しています。

うん、こうしたほうがみんなハッピーです。

わたしだって、みんながニコニコしていれば幸せです。

それだけで十分。


「話の中心になれないところでは、自分の出る幕はないと諦め、適当な話をしてその場をやりすぎすこともできないので、さっとその場を立ち去る」
 本当に、このむちゃくちゃ簡単な結論のために、この長い章を書き続けたのですが、人の顔色を見て気を使ってしまうために、その場にいたくないと思っても、ついつい気にして、その場にい続けてしまい、窮屈をさらに倍感じてしまい、黙り込むと言う鬱の予感、そこからのうっちゃりとしての怒りの発奮、という展開になるわけです。

うわー、私じゃん。帰ろうにも気を遣って帰れない。

耐えてばかりで躁鬱の波が激しくなりました。


僕は普段の生活では、一対一だけの会合だけを頻繁に行い、複数人での飲み会は一切出ないようになりました。 僕が見つけた方法は自分が「午後9時に寝る人」だと知らせたことだけです。そうすると、当然ですが、夜の飲み会には誘われません 。躁鬱人にとって、酒は楽しいものですが、飲み会をやっても騒ぐだけで、もしくは中心になれていないと落ち込むだけで、全くいいことがありません。 それより、楽しく一対一で自分が紹介した最高のお店で美味しい料理に舌鼓を打ちながら、シェフとの対話しながら対面する一人の友達をとにかく楽しませるということの方が楽で楽しく、そして、心地よいようです。

そうですね。一対一で絶対に会話できるほうが好きだし、仲良くなれる自信もあります。

このやり方、私には難しいですが、できる人はしたほうがいいかもです。



さて、やっとその3が終わりました。これからも長い付き合い、お願いいたします。



私は双極性障害を研究したいと考えています。



だからたくさんの躁鬱人と繋がりたい。
そして、サークルを立ち上げました。


今現在、加入者が6人です。少しづつ人数が増えています。ありがとうございます。
しかし、さらにたくさんの人と気軽にお話ししたい。

本当は無料で招待したいところですが、お金を払って下さる方と平等にしたいので申し訳ありませんが100円お支払い下さい。

質問などあればコメント下さい。
サークルでやりたいことも募集中です。





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