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好きな歌について人目を気にせず語ったら魂が浄化された

ついにやってきた。
たけちゃん企画の「推しへの愛を語る会」
私はこの日を迎えるにあたり、企画者でもないのに2時間色々なMVを漁りまくり、2時間かけて資料を整え、そしてなぜかnoteに書く宣言をしてしまったのでこうしてまた夜な夜なPCに向かってnoteを書いている。
なぜこんな狂ったことをしているのか?

そこに「推しへの愛があるから」です。(キラーン)


たけちゃん企画の「推しへの愛を語る会」はシンプル。
それぞれ好きな歌を持ち寄って、どこが好きなのか6分間で熱く語ります。
THE COACHのレッスンに引けを取らない、立派なグランドルールも用意されていました。

★「推しへの愛を語る会」グランドルール★
1. 熱く自分の想いを語りましょう
2. 恥ずかしいという声は、一旦封印しましょう
3. 聞き手は語り手の熱狂を傾聴しましょう
4. 今を楽しく過ごしましょう
5. しんどい時は画面/音声OFFもしくは退席してもOKです

たけちゃんお手製のルーレットアプリで6名が話す順番が決まります。
果たして休憩中のような熱い時間は訪れるのか??
ルーレットの運命とともに、レッツゴー!


Entry No. 1: 星野源「アイデア」(みぽりん選曲)



トップバッターはみぽりん選曲の「アイデア」!
この歌は1番が星野源さんが売れたときの陽の部分を表しているのに対し、2番はもっとダークな雰囲気で、売れたときの自分の中での葛藤を表しているそう。
そこに大サビ前の弾き語りも加わって、有名になってから星野源さんを知った人にも、昔からのファンにも嬉しい、星野源さんのすべてが詰まった歌になっているとのこと。

一緒に鑑賞していたメンバーが一番心を動かされたのは、アイデアの歌詞をお子さんを寝かしつけるときに思い出すというエピソード。

闇の中から歌が聴こえた
あなたの胸から
刻む鼓動はひとつの歌だ
胸に手を置けばそこで鳴ってる

歌がただの歌ではなく、生活に根づいている瞬間を一緒に味わいました。


Entry No. 2: オーディション番組LOUD「俳優」(まなみ選曲)



いよいよ自分のターン!
2時間色々なMVを漁った挙句、ここは自分の心に素直になって、この夏に基礎コース受講に支障が出るくらい(すみません笑)ハマっていた、韓国のオーディション番組LOUDから、作詞作曲振付すべて自作の「俳優」を選択。
でも韓国語の歌だから意味が分からないと困る!と思い立ち、そこから歌詞の和訳(とおぢさんプロデューサーたちの紹介)資料をちまちまと作成。

個人的に一番染みるのは、エリーゼのためにをオマージュした間奏部分。
繊細なピアノの音と、4人が織りなす水の波紋のような美しい振付に毎回心が揺さぶられます。
そして10代後半の男の子たちが、コーチングの一大テーマになりそうな「偽って生きている」気持ちをこんなに言語化して作詞できることがすごい。
参加者からは「話している顔からすごいエネルギーを感じた」とのお言葉をいただきました。皆さん一緒に聴いてくださってありがとうございます。


Entry No. 3: Ginger Root「Loretta」(たく選曲)



ここで信じられないことが起きます…ここから「推しへの愛を語る会」は関ジャムになりました。
というのも選曲者のたくさんはdesksnailというお名前でミュージシャンもされていて、なんとここでギターが登場!
関ジャム大好きなのですが、まさか自分がゲストとして出演できる日がくるなんて!!(歓喜)(違います)

是非YouTubeを再生してもらいたいのですが、たくさんからは洋楽だと紹介していただいたのに予想していた洋楽とすべてが違う。
歌手の方はアメリカ人だそうですが、MVは完全に日本の歌謡番組。
コードの展開がもたらす浮遊感、個性的な転調や拍子についてもたくさんに解説してもらわないと、自分では聞き逃すの間違いなしなことばかり!
すべてが不思議で新しくて、自分の中の「音楽」「洋楽」という概念に見たことがないような引き出しが一つ付け加えられたような感覚になりました。


Entry No. 4: ももいろクローバーZ「今宵、ライブの下で」(たけちゃん選曲)



関ジャムの後は、この会を企画しちゃうくらい熱いたけちゃん!
実はこの会のためにZoomに入った瞬間、たけちゃんがももクロを聴きながらノリノリで、私はこのまま透明人間になった方がいいか迷いました…笑

こちらはライブの下でアイドルとファンが集う心を歌った曲。
ライブに行くときにオシャレをしていきたくなってしまう心情や、2階席だろうがライブに来ればそこにはその人とアイドルを遠ざけるものは何もない心情をリアルに感じることができます。
聴き終わって、たけちゃんが「5人の皆さんがどう思っているのかどうでもいいくらい、最高です」と語っていたとき…これだ!!
休憩のときに何も言葉を発しなくても熱風が巻き起こっていたのは、この感無量感が場に溢れていたからだ!!
推しへの完全なる愛は感無量感として、電波を越えて場をホッカホカにするんですね。


Entry No. 5: Snow Man「ナミダの海を越えて行け」(すずちゃん選曲)



そしてここで魅力について聞くのを楽しみにしていたSnow Man!
Snow Manのメンバーはダンスのエキスパートとして先輩のバックに付く期間が長くて、一番長いメンバーは15年間も下積み生活を送っていたそう。
そんな話を聞きながら歌詞を味わうだけでもグッときますが、MVを見るとSnow Manが得意とするダンスは封印…?

このMVはちょうど1年前に公開されたのですが、そのときSnow Manは紅白歌合戦に出る予定だったのに…!?
そのときの苦難や、苦難に対する運営からのメッセージやファンの反応にさらに感動です。
このドキュメンタリーのようなストーリーは是非すずちゃんから熱く熱く語ってもらえれば、あなたも今年の紅白歌合戦でSnow Manを応援してしまうこと間違いなし!


Entry No. 6: 藍坊主「ハッピーリバースデー」(えたふぉ選曲)



すごいエネルギーで進んできた「推しへの愛を語る会」の大トリはえたふぉさん選曲の「ハッピーリバースデー」。
最初にみんなで歌詞を眺めましたが、「なぜ誰も助けてくれない」という絶望から始まり、「自分への最後の嘘が言えたなら」という希望もありつつも、「鋭利に尖った今を鵜呑みにして 未来の命に飲み込めというのか」というコーチングのシャドウを想起させる話へ…

歌詞を事前に見て歌を聴きながら、私はいつまでも歌に浸っていました。
というのも今回「推しへの愛を語る回」に参加するにあたって、自分も2時間ほど色々なMVを見返していたのですが、良い歌は熱い楽しい気持ちがこもるような歌だけでなく、自分の中でのつらい場面を代弁してくれて涙が止まらなくなるような歌もあるなぁと感じたからです。
今回のためにえたふぉさんはすごく大事な歌を選んでくださったんだなぁ、とみんなでその瞬間をじーんと味わっていました。


1時間半もの間、ひとりひとりが推しへの愛を語り尽くし、他のメンバーがコーチングマインドで傾聴したところ、最後に訪れたのは感無量感でした。
周りを気にせず、心から好きなものについて熱く語ってもらうと、本当のその人に出会えるような気がします。
みんなが好きなものについて語ることができる場がもっともっと増えたらいいなぁ…!

企画してくれたたけちゃん、一緒にMVを見てくれたみぽりん、たくさん、すずちゃん、えたふぉさん、ありがとうございました!
コーチングの鏡を探究する旅はまだまだ続く…!


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