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写真初心者でも、一人からの応援があれば個展は開ける

このマガジンを読んでみてほしい方:
・写真を撮ったり絵を描いたりしているけど、人に見せられるモノでもないと思っている
・自己表現したものを売りたいけど、売る場所が思いつかない
・素人が初めて個展を開くとどうなるのか気になる


このマガジンでは、私の最大の好奇心旺盛なサブパーソナリティ「地図子」がどのように生まれて、発展してきたかを書いていきます。
地図子は2017年1月に生まれ、「まちなみ冒険家」という肩書の元、街や川を歩いてリフレッシュする様子を綴っています。
地図子のこれまでの旅路をご紹介できればと思うので、チャレンジしたいけど踏み込めない方は是非ご笑覧ください!


第5弾のこの記事では、本を書きたくて始めたはずの地図子が、なぜか自分の写真を展示!?
初めて個展を開くことになった経緯について書いていきます。


念願の本出版に、ZINEという形で少し近づいた地図子。
ただZINEをたくさん作るも、自分が出店できそうなイベントを見つけて参加しないと、多くの人には届けられません。
う〜ん、今後どうしようかなぁと思っていたある日のこと。
地図子が生まれるきっかけになった自由大学での同期の若杉アキラさんの個展にお邪魔したことから新たなチャレンジが始まったのでした…!


一人でもお客さんが来てくれたらそれは個展


自由大学で同期だった若杉さんは同じく多摩川好きということもあって、受講後に2回ほど若杉さんの個展にお邪魔しました。
多摩川や江の島のほっこりする一コマの写真を眺めて「すごいですね!!」と感嘆していると、若杉さんからの一言が:

「地図子ちゃんも写真撮ってるからやってみたら?」


この言葉をいただくまで、自分は芸術系の大学や学部出身でもないし、カメラもデジタル一眼だし、自分になんて…とできない理由しか思いついたことがありませんでした。
でも若杉さんも(多分)芸術系の大学や学部出身ではなく、写真はiPhoneで撮っていらっしゃって(すごい!)、そして実際に個展を開いたことがある方が目の前にいて「やってみたら?」と言っていただいた…自分…どうする?
そこにさらにパワフルな一言が:


「僕も絶対行くから1人はお客さんいるよ!」


こんなことまで言っていただいて、写真もある程度あって、やらない理由なんてあるのでしょうか?
若杉さんの言葉と、やらない未来よりやる未来の方が面白そうという理由だけで、一般女性地図子は個展を開くことを決めたのです。


集客が不安な場合はデザインフェスタギャラリーを予約!


実際に個展を開いたことがある方に声をかけていただいて一番ありがたかったこと。
それは絵空事ではなく、現実として楽しいところ、苦労するところ含めて個展の開き方をご存知だということです。
個展を開く第一歩として次のようなことを勧めていただきました。


「お客さんが来てくれるか心配だったら、デザインフェスタギャラリー原宿で開いてみるといいよ」


個展を開くとなると会場探しがまず心配だったのですが、初心者に良いギャラリーをお勧めしていただいて、最初の一歩が進みやすくなりました。
デザインフェスタギャラリーがオススメな理由は2つあります:

・部屋がたくさんあるので、単体で借りる個展会場に比べたら安い
・原宿という土地柄と、他の作者さんやギャラリーについているお客さんもいるので、自分にお客さんがいなくても見てもらえる可能性が高い


「やるって決めたら悩まずにもう予約をポチってするといいよ」
と最後の念押しのアドバイスをいただいて、デザインフェスタギャラリーで人生初めての個展を開催することになりました。


実際に個展を開いてみて


そうして半年後に無事3日間の個展を開くことができました。
実際に開いてみると、展示していた写真についても感想をいただいたのはもちろんなのですが、個展の一番の醍醐味は別のところだと気がつきました。それは「来場してくださった方とのコミュニケーション」です。


いつも一緒にお散歩をしている仲間が大勢来てくださったり、
SNSの告知を見てわざわざ来てくださった方と初めましてをしたり、
隣の部屋で展示している他のクリエイターさんから刺激を受けたり、
当時はコロナ前だったので原宿観光している外国人観光客とお話したり、
小さいお子さんまで掲示板に貼るポストイットを一緒に描いたり、
ギャラリーの方と秘密の渋谷川の護岸を発見したりしました。


自分が話したい方、自分と同じような情熱や興味関心を持っている方と直接お話できるのが個展なのだな〜と感じました。
3日間ずっと立って誰かと話していて足はパンパンになりましたが、心は多幸感で溢れていました。
こんな素晴らしいことを「試してみれば?」と勧めてくださった若杉さんにとても感謝していて、自分も今後個展を開いてみたい人にそんなバトンを手渡しできたらと思い、今回の記事を書いてみました。


当時の熱ははてなブログに書いてあるので、こちらもどうぞ↓


自分の写真を個展として展示できるのかな?という願いを突き詰めると…
①一人でも応援してくれる人がいたら開ける!
②お客さんが一人だけでは不安な場合は、デザインフェスタギャラリー原宿がオススメ!
③意外と一番楽しいのは来場者とお話すること。


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