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一度やったことはパワーアップして二度できる

このマガジンを読んでみてほしい方:
・ブログや個展を続けるとどうなるのか気になる
・さらに突き詰めて自己表現をしてみたい
・一人でギャラリーを借りるのはすごくお金がかかりそうと思っている


このマガジンでは、私の最大の好奇心旺盛なサブパーソナリティ「地図子」がどのように生まれて、発展してきたかを書いていきます。
地図子は2017年1月に生まれ、「まちなみ冒険家」という肩書の元、街や川を歩いてリフレッシュする様子を綴っています。
地図子のこれまでの旅路をご紹介できればと思うので、チャレンジしたいけど踏み込めない方は是非ご笑覧ください!


第6弾のこの記事では、コロナ禍のドタバタを経て個展2回目を実施!
1回目との違いについて書いていきます。


2020年1月に初めての個展を開催。
その直後にコロナウイルスが日本を襲い、大規模なイベントは開催できず、外国人観光客も来なくなり、マスクなしで笑い合うのは遠い日々…
2回目の個展を開いてみたいけどどうしようかな…と悶々としていた中で転機となったのは、2021年7月のある日でした。


ギャラリーに一目惚れする


2021年7月に、直前にSNSでたまたま見かけた街灯の個展が気になり、都合が合ったので見に行ってみることにしました。
クリエイターの王田土人さんとお話しながら街灯の奥深さ(同じ道でも管轄する商店街によって街灯が異なる!)に気づきつつ、今までにない感情を持ってしまったのです。

それは…ギャラリーへの一目惚れです。


実は1回目の個展のときも単体のギャラリーも見学していて、自由が丘近辺も見たのですが、人通りが悪そうなことと値段が高そうなことがあって、候補から外しました。
でもいつかは若杉さんみたいに、単体のギャラリーで個展を開いてみたいな〜という気持ちがありつつも、ピンとくる場所がなかったのです。


そのときに出会ったのが、ギャラリーyururiです。
ギャラリーyururiは内装が白くて美しく、そして何より地図子が大好きな暗渠(昔の川が埋め立てられた九品仏川緑道という、自由が丘南口のベンチが置いてあるオシャレな通りです)沿いにあり、銭湯に併設されています。
その雰囲気がとてもとても気に入り、洋服の衝動買いならぬ、ギャラリーの衝動予約をしてしまいました。


もう1つ驚いたことは、1回目は個展のテーマ設定にかなり苦労したのですが、今回は衝動予約した時点で決まっていました。
コロナ禍の2年間で温め続けてきた「井戸ポンプでやる!」というのがすぐ決まったのです。
常に井戸ポンプアンテナを立てていたおかげで、ギャラリーyururiの徒歩圏内には5個も井戸ポンプがあり、最高な会場に思えました。
普段から自分の好きなものにアンテナを張っていると、それらが全部繋がる場面があるのだな〜と感じた運命的なギャラリーでした。


ニッチな愛で深まる絆


自分自身は井戸ポンプにハマっているからそれをテーマにしたけど、来場してくれる方は本当についてこれるのだろうか?
そして何より人通りが多いとは言えない場所で真の単体個展だけど、果たして誰か来てくれるのだろうか?


少し不安に思いつつ、テーマを井戸ポンプ1本に絞って、展示するポストカード・ZINE・缶バッジ・おみくじなどを半年かけて用意しました。
そして前回楽しかったみんなから情報を募集する掲示板のテーマも、迷った挙句潔く井戸ポンプ1本に絞ることにしたのです。


結果として井戸ポンプをテーマにしたところ、たくさんの方に来場していただき、来場者の井戸ポンプ密度が増しました。
前回と比べるとギャラリーや他のクリエイターについているお客さん、自由が丘をふらっと歩いていた見知らぬ人はほぼいらっしゃいません。
その代わりに地図子が井戸ポンプ好きだと知っているいつものお散歩仲間、SNSを見て来てくれた自由が丘近辺の方や井戸ポンプマニアが多く、井戸ポンプというニッチなテーマの掲示板もいっぱいになりました。

個人的なお友達も数人来てくれたのですが、掲示板を見上げて
「みんな心の中では井戸ポンプが気になっているんだよ。この掲示板を見て確信した」
と言ってくれたことで、より皆さんからの井戸ポンプ愛を感じました。


コーチングを学んでいる人は好きな井戸ポンプをすぐ言える


最後にとても嬉しかったのが、普段オンラインでしか話したことがないTHE COACHの仲間にも会えたことです!
たけちゃんふゆとさんさえかさんに来ていただいたのですが、今まで画面だけでしか分からなかった中「実在している!」と感じることができて、とても楽しかったです。


何より最高だったのが、御三方にも井戸ポンプ掲示板を書いてもらったことです!
普段あまり井戸ポンプに着目することはないと思うのですが、展示していた写真の中から「私は○番がこういう風に見えて好き!」とすぐに選んで書いていただきました。
コーチングを学んでいると自分が好きなことに対して素直になれて、すぐ言葉に出せるのだな!!と感動しました。


そういうわけで井戸ポンプをテーマに2回目の個展を開催しましたが、1回目に広くテーマを取って来場者が多い場所を選んだときに比べると、違う面白さを体験できました。
それでもやはり思うのは、個展は来場してくれた方とお話するのが一番面白いということです。
一声の応援があれば今は簡単に個展が開けるし、自己表現をしている中で出会える人たちは本当に宝物だなと思います。


今回の個展もははてなブログにまとめているので、こちらもどうぞ↓


もう一度個展を開いてみたい!という願いを突き詰めると…
①一度開いたことがある経験から得られた余裕で、場所選びやテーマ選びにもっと自分らしさを反映できる。
②相変わらず一番楽しいのは来場者とお話すること。
③コーチングを学んでいる人は「I Message」が得意!

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