私にとっての “本”
1. 私にとっての本
本は今の私にとって、本当に身近にあるもので
強く影響を与えてくれたものの一つだ。
一人の人が、“どうしてもこれを伝えたい!”という想いから始まって、何年もかけてその人が経験したり学んできたことが一冊にぎゅっと詰まったもの。
それが数時間のうちに学べてしまうだなんて 本当にすごい。
本自体はただ文字がたくさん並べられたものであるし、人によっては価値をあまり感じないかもしれないが、本には人に会って話を聴くのと同じくらいの出逢いがあると思っている。
本を全く読まなかった私と、今の私。
想像したら、物事の見え方が全くといっていい ほど、違っていたように感じるから。
良い本にたくさん出逢えた今は、パズルのピースが一つずつはまるように、日々新しい発見がある。 本を読んでいる最中に、はっと気付かされることもあれば、何のピースか分からず持っていたものが ある時はまることもある。
ほしかったものを自分で選べたり、自分に起こる 小さな変化に気づけたりするのはきっと、色んな人が書いた色んな言葉と出逢ってきたからだと感じている。
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こんなふうに、本についての話をしているけれど、実はもともと私は読書が大の苦手だった。
小学生のときの、夏休みの読書感想文には毎年絶望していたし、強制だった推薦図書もたぶん一冊も 読んでいない。笑 文字を読むことが嫌すぎて、 あらすじを読むことが限界。
学校の図書館で、読書感想文を書くのにしょうがなく手に取る本は、いつもなんとなくかわいい動物の写真が載っているものばかりだったので、
内容が全然入って来ず、頭を抱えていた。
こんなに本を拒否していた私だが、本を読むことが“好き”に変わったのは、自分が心から好きだと 思える良い本に出逢えたから!
ぴったりのものに出逢えた時は、これは自分に 書いてくれたのか!と思うほどの感動がある。
大事に持っている本は、いつでも必要なときに 読めて、落ちたときに何度でも救い出してくれる。
一度、衝撃を受けるくらいに感動した内容も
日々生活をして時間が経つと忘れてしまうこともあるけれど、読み返すたびに思い出すことは何度でもできる。
本は
いつでも気軽に、自分のペースで自分に寄り添えるツールだとも思う。
悩んでいるとき、なんとなく気が重くて誰かに声をかけたり相談を持ちかけたりができなくても、 それが自分のペースでゆっくりできるのも本の良いところ。
そんな自分にとってのお気に入りの一冊に出会えるきっかけさえあれば、きっと誰にでも本を好きになることができると信じている。
2. 読書を楽しむこと
ここ最近はビジネス書やエッセイや、専門書を読むことが多いが、ジャンル問わずいろんなものを 読む。小説も好きだし自己啓発系や雑誌、写真集、レシピ本も。
本には、出逢いやその時の自分のタイミングが大切だと感じているから、気になったものがあれば躊躇なく購入してしまうことが多い。
だんだん、そのときの自分に合ったぴったりの本を探すのが得意になってきた。
そして、今は読書を楽しむ方法も増えてきている!
私は紙の本が好きだが、他にもKindleの電子書籍や音声版、中には映画化されているものもあって自分に合った方法で楽しめたら一番いいなと思う!
ちなみに私が紙の本を好きなのは、笑
本によって違う素材やサイズ感も手にとって楽しみたいのと、大好きな本は自分のものとして持っておきたいから。昔から便箋やはがきなど紙の素材を感じるものが好きだ。あとは電子に比べて紙は、目が疲れないところもかなり重要なポイント。笑
皆さんはどんな方法で読書を楽しんでいるだろうか。
そんな本が好きでずっと夢中になっていた私も
あるとき、なぜか本が読めない・文章も書けなくなっていた時期があった。いつしかお腹がいっぱいになっていて、消化不良状態。もう何も入れたくないような、そんな感覚になったことがあった。
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本を読むことはただ知識を詰め込むことじゃない。
読書量が何かを決めるわけでもない。 選択肢を広げて、日々をもっと楽しむために あるものがいい。
自分の好きを知ることができたり、今以上に広げてくれたり、深まっていったり。知らないことを知って、誰かと楽しむ・共有する機会が増えたり。
素敵だと思う表現やことばに出逢ったり。
そんなふうに、選択肢を広げてくれて、軸を深めてくれて、本には日々を楽しむ工夫がいっぱい詰まっているから
自分と誰かとの日々をもっと楽しむために、
自分のタイミングでペースで、素敵な本にこれからも何度も巡り会いたい。
3. おすすめしたい、とっておきの本3選
好きな本は何冊もあるけれど、今回は自分が何回も読んでいるとっておきの3冊を紹介!
(紹介文のあとに、リンクを貼っておきます。 気になった方がいたらぜひ見てみてください。)
1. 喜多川泰さんの「手紙屋」
2. 水野敬さんの「夢をかなえるゾウ」
3. 松田未来さんの「私が私らしく生きる美学」
1. 喜多川泰さんの「手紙屋」
ここには一番最近読んだ「手紙屋」を載せましたが
喜多川さんの本は、どの本も本当におすすめです!
道に迷ったとき、私が相談するように手に取る本。
決して押し付けがましくない、誰に対してもわかりやすい文章で気づきをくれる。自分の基準は何かを考えるきっかけをくれて、大切にしたい気持ちを 思い出させてくれると同時に行動する勇気をもらえる本です。この「手紙屋」という本は、就職活動中の主人公が、手紙屋という職業に出逢い10通の手紙を通して「仕事」について考えていくストーリーになっています。喜多川さんの本は自己啓発系にも 関わらず小説になっているので、自己啓発系を普段あまり読まない方にもおすすめな本です。
私は、初めて喜多川さんの本を読んだとき、衝撃をすごく受けて講演会にも行ったくらい、笑
そこでは今も繋がっている素敵な大人の人たちに たくさん出逢えました。きっと私の他にも、喜多川さんに引き寄せられて、良いご縁がある方がたくさんいるんじゃないかなと思います!
2. 水野敬さんの「夢をかなえるゾウ」
ゾウの神様 ガネーシャが、人生を変える教えを
かなり独特の世界観でユーモアに、主人公を導いていってくれます。世界中の歴史上の人物の話題に 触れながら、次々に出される課題は「トイレ掃除をする」や「コンビニで募金をする」など今すぐできるものも多く、このシリーズは、テーマ別に1〜4巻まであります。こんな自己啓発本ぽくない自己啓発本に、私は初めて出逢いました。初めに表紙を見たときは正直全然惹かれませんでしたが、笑 内容はユーモアたっぷりで楽しく読めて勉強になるものが多いので、表紙にダマされず気になった方はぜひ 一度読んでみて頂けたらうれしいです!笑
3. 松田未来さんの「私が私らしく生きる美学」
気持ちが不安定なとき、パワーがほしいとき、自分がどんな女性になりたいかを思い出させてくれる本。読んだあとは背中をポンっと押されて、毎日を楽しみたいと思わせてくれる。未来さんの綴る、 柔らかくて力強さもある言葉たちに惹かれます。
内容だけではなく、この表紙や中の写真・タイトル・目次も全部が素敵です。見開き1ページで一つのエッセイのような文章が書かれていて、どこからでも好きなように楽しめる一冊です。
ここに載せたどの本も、本当におすすめです。
少しでも気になって読みたくなった本があったら うれしいなぁと思います!
また他の記事の中でも、好きな本を紹介できたらなと思います。
誰かにとってのお気に入りの一冊が見つかるきっかけになりますように!🌼
さいごに、
もしここに載せた本を読んだことがある方や 読んでみて感じたこと、好きな言葉などありましたら、いつでも感想やコメントいただけたらとってもうれしいです。
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