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パーソナルトレーニングジムをオープンしました

2023年8月1日火曜日、世田谷区経堂にパーソナルトレーニングジムをオープンしました!
「かたぎり塾」というジムの、フランチャイズオーナーとしての開業です。

今回のnoteではジムをオープンするに至った背景を書きたいと思います。
運動しようか迷ってるけど一歩踏み出せない方、筋トレ嫌い!無関心!という方にぜひ読んでいただけると嬉しいです。

なぜパーソナルジムを開業したのか。
私を知っている方に開業報告をすると、「筋トレ好きが高じて開業したんですね!」と言っていただくことが多いです。
Instagramではひたすら筋トレ投稿をしているので、そう思われても無理はありません。
ただ、原体験としてもう少し深い所に理由があります。

筋トレ嫌いの学生時代

実を言うと筋トレが嫌いでした。
嫌いというより食わず嫌いの方がニュアンスとして合っているかもしれません。筋トレはきつい、辛い、男性がやるもの。という印象が先行し敬遠していました。

そんな私は大学時代ダブルダッチパフォーマンスサークルに所属しており、全ての青春を捧げたと言っても過言ではないほど熱中していました。
5人チームで音楽に合わせてパフォーマンスする中、私はアクロバット担当でした。

当時、筋肉皆無で柔軟性だけを頼りに宙返りをしている私に、「愛美は筋力つければもっと伸びるよ。」と先輩によく言われていました。
しかし筋トレ=きついのイメージが根強く助言をスルー。

その結果、学生最後のコンテストでは絶対に組み込みたいアクロバットの技を、「危なっかしい」という理由で却下され舞台上で披露することなく引退となりました。先輩の言うとおりだった…悔しくてたまらない思いをして初めて筋トレの重要性を痛感しました。筋トレは理想を実現するための手段なんだと。

↑舞台で披露できなかった「ロン宙テン宙」という技。Instagramの投稿では当時を振り返り猛省しています。

「将来の夢はない」荒んでだ私を変えた原体験


筋トレの大切さは分かったが、運動好きやパフォーマンスを高めたい人だけがやればいいじゃん。というのが当時の私の思考でした。
そんな考え方が180度変わったのが大学4年生の時に行った特養介護施設での介護実習です。

施設内でまず目に入ってきたのは廊下にずらっと並ぶ車椅子の利用者さんの姿でした。

口が閉じれないのか、ずっと開けたまま「あー、あー」と何かを訴えている。お腹がすいたのか、痛いのか、トイレ行きたいのか、私には全く分かりませんでした。
指先はガーゼがぐるぐる巻きに。筋肉が弱まり関節が固まると指が手のひらに食い込み血が出てしまうためとのこと。超高齢化の現実は理解が追いつきませんでした。

もし私の両親がこのような状態になったら・・・。考えると胸が苦しくなりました。
利用者さんのご家族の気持ちはとても計り知れませんでした。

実習最終日、利用者さんと一緒にレクレーションをした時のことです。
音遊び、指の体操など一通りレクを楽しんだ後、実習生に向けて質問コーナーがありました。

80代男性が私に「将来の夢は何ですか?」と質問。…私は回答に困り果ててしまいました。
なぜなら当時の私は将来の夢はもちろん、やりたいことをぼんやりとすら見つけられず絶賛迷走中だったからです。

一番聞かれたくない質問が来てしまった…とまごついていると、その男性が元気にこう仰いました。「私の夢は、孫とかけっこすることです!」

男性は車椅子で、棒のように細い脚を持ち、支えなしでは歩くことさえ難しいほど痩せ細っていました。

男性の言葉が突き刺さり、気が付いたらレクの場で人目もはばからずボロボロ泣いていました。

お孫さんとかけっこしたい。叶うかどうか定かではない夢に向けて一生懸命生きている男性に対して、夢がないとぼやく私。「もっと今を大事に生きろ!」「今日と変わらない明日が当たり前にくると思うな!」と喝を入れられた気持ちになりました。

そして介護実習での最大の学びは「なってからじゃ遅い。」ということ。

家事育児仕事。自分のことは後回し。気づいたらこんなはずじゃなかった…と自分の姿にがっかりする。

どんなに多忙でも週に1,2回、一日数分でも自分の健康と向き合う時間を作れれば諦めなくていいことが沢山あるはず。
そんな想いで、未病を防ぐ健康体操教室「カーブス」に新卒入社しました。

スタッフインタビューに答えている記事。
10年経っても気持ちは変わらず。忙しい方こそ自分の身体と向き合えるサポートをしたいです。

なぜかたぎり塾なのか

現在かたぎり塾本部で勤務しており3社目、3社ともフィットネスやヘルスケアに関連する業種です。
全ては介護実習での体験から。

かたぎり塾は150店舗以上出店しており、パーソナルジムの中では出店数1位の会社です。
かたぎり塾のミッションは「すべての人にフィットネスを」。ミッションを本気で実現しようとしている代表はじめ素晴らしいメンバーの中でフィットネスの普及に貢献できていることを誇りに思っています。

今後はより身近な距離で人々の人生を豊かにするお手伝いをしたい。フィットネスに取り組む方を応援したい。そんな想いでパーソナルジムの開業を決意しました。

ではなぜかたぎり塾を選んだのでしょうか。
理由は一つ、理念に共感をしているからです。
かたぎり塾の理念は「カラダを笑顔に、世界に彩りを」

遡ること2年半前、「パーソナルトレーナーになりたい!」と転職を決意し、あらゆるパーソナルジムを調べました。
その中で最も理念と自分自身の考えが合致したのがかたぎり塾でした。

短期間で大幅減量ではなく、1カ月数十万の会費がかかったり、トレーナーにハードトレーニングや食事制限を強いられるのでもなく、中長期でコツコツと理想の身体に近づけるフィットネスを提供することが、人生100年時代笑顔でい続けられる方法の一つである、という理念に共感し、親にも安心して薦められるジムだなと思ったのを覚えています。

パーソナルトレーナーは誰でも名乗れます。
しかし全てのトレーナーがお客様のお身体に合わせた正しいサービスを提供できるとは限らないのも事実です。
指導経験や感覚も大事ですが、身体の構造を理解し科学的根拠を元にサポートをすることに加え、身体だけでなくココロの拠り所にもなるようなトレーナーがいるジム。
これ以上ビジョンフィットするパーソナルトレーニングジムはないと入社し、2年半経った今も気持ちは変わりません。


以上がかたぎり塾を選んだ理由です。

フィットネスから遠い人にフィットネスを届けたい

目指すところとしては、何故か足を運びたくなる。何故かここに来るととホッとする。『街の保健室』のような場所です。身体が変わるのはもちろんですが、その先にあるお客様の理想を実現することがかたぎり塾の存在する理由です。

白を基調とした店内。街の保健室を目指しています。

世の中の大多数が、健康でいる時は健康だと実感しにくく、病気や不調になって初めて健康の大切さに気がつきます。でも「なってからじゃ遅い。」です。
また予防医療は病気を患ってから治していくのに比べて労力もコストも遥かに負担が少ないというメリットもあります。

健康意識が高い方だけてはなく、無関心な方にこそ健康を届けられるようなパーソナルジムになることが我々の目指す所です。

そんな背景からかたぎり塾経堂店をオープンしました!

経堂駅から徒歩2分、農大通りにあるかたぎり塾経堂店。


オープンまで、そしてオープンした後も沢山の方々の支えがあり、家族や友人は全力で応援してくれ、感謝溢れる日々を過ごしています。

何より経堂店のメイントレーナーとの出会いは大きく、【素直でいい人】とはまさに彼のことか。と納得してしまうほどの人柄で、合った瞬間から何かご縁を感じています。(笑)
一緒にかたぎり塾経堂店を盛り上げる仲間として頼りになる存在です。

全ての恩は経堂地域の皆様に還元してまいります。

無料体験お待ちしています!

まず何よりも大事なのは【今のお体の現状を知ること】です。
思ったより体力落ちてるな。想像より体脂肪率5%高かった。など、知るきっかけが次の行動に繋がるからです。
かたぎり塾経堂店では無料体験を承っていますので、お気軽に足をお運びください。
心よりお待ちしております!

かたぎり塾経堂店のトレーナーとオーナー

▼無料体験の予約サイトはこちら!

▼かたぎり塾経堂店のInstagramはこちら!
@katagirijuku_kyodo


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