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noteを始めて6か月: マナビ研究室のこれまでとこれから

 11/13日で、note開始から半年が過ぎました。何事も継続は力なりで、フォロワーは1,000、ビュー数は60,000、スキも3000を超えています。いつも読んでいただいてる方々、本当にありがとうございます。特にコメントを頂けるのがうれしく、庵忠茂作様やmerukeso様といった方たちとの情報交換をいつも楽しみにしております。今後とも「マナビ研究室」をよろしくお願いいたします。

 はてさて、大学業務に支障のない範囲でやっていきつつ、何とか6か月を乗り切りました。連続投稿は100記事を境に止め 、8月からnote記事を土日・祝日に出さない方針を取りました。学生さんのためのオンライン講義の準備に集中していましたが、ようやく区切りがついたので、YouTube活動を再開し、今はそちらに注力しています。週に2本の動画を上げていますが、かなり大変です。特に最近はオンライン実習のための「手順動画」を公開するため(これは大学業務ではあるのですが)、かなりの時間と労力を費やしています。

 3か月前に、「note活動3か月」という連載記事を書きました。そこで書いた取り組みは今でも続けています。note記事に関して、ちょうど3か月目で起こったこととしては、吉野先生の「エクソシスト」のビュー数が大きく伸びたことでした。なぜ伸びているのか理由がわからず、「夏だからホラーが受けたのかな?」という話をしていました。そんな中、9月にかなり前に公開していたマッドマックス連載記事がいきなり一日で1000ビュー数伸びました。これはTVでマッドマックス怒りのデスロードが放映されたことによるものです。その後もビュー数は増え続け、総2000ビュー数を超えています。「こうやって過去記事は読まれるのか!」と驚きました。他のビュー数の多い記事の共通項は「映画や漫画の批評」ということです。この経験から学んだのは、日本ではTVの影響がかなり大きいということです。話題の映画や漫画を題材にした記事は、時が合えば、人気記事になるようです(スキはほとんど付きませんでした!)。

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 それとは逆に、「遺伝子編集」に関する動画・note記事を公開したのですが、なんとその日に「ノーベル化学賞」を「遺伝子編集」で有名な二人の研究者が受賞しました。狙ってはおらず本当に偶然だったのですが、「時が来た!」と喜びました。しかし、期待ほどには視聴回数・ビュー数は伸びませんでした。「遺伝子編集」は現在の基礎研究のホットトピックだったのです。「やはり、日本人受賞でないとみんな興味ないのか・・・。」と、現実を思い知らされました。日本学術会議の話題に乗じて、「基礎研究は社会に有用か?」といった議論がTwitterで巻き起こっていました。研究者と一般の方たちの激しい議論を見ていて、「こりゃあ、研究の世界はより一層ツラくなるなぁ」と感じていた時だけに、結構ショックな出来事でした。

 そういったこともあって、森本先生の「大学法人化を検証する」シリーズの公開に踏み切りました。どこまで皆さんに情報を届けることができたか不安ではありますが、大学教育の現状を是非わかっていただきたく思います。
 学問の力は国力に依存します。不況下の日本では学問は衰退の一途です。何とかこの状況を打開するためにやれることはないのかと日々奮闘しています。九州歯科大学では、先の見えないこの状況に対応したカリキュラム改変やICT活用の検討など様々な取り組みをしています(まだ何も言えませんが)。表に出てくるのはまだ先の話です。まずはこの荒波を乗り越える必要があります。

 マナビ研究室の活動は続きます。今回、歯科放射線学分野教授の森本教授に参加していただきました。これから、歯科材料や歯科衛生士関係の記事・動画を上げていく予定で、関連の先生方の参加呼びかけを行っています。また、学生の参加についても動いており、出来るだけ早いうちに学生の記事公開をしたいと考えています。小さな地方大学が生き残るには、こういったSNS活動が重要となってくるのは目に見えていますので、何とか軌道に乗せていくつもりです。フォロワーの皆さんからのご支援、何卒よろしくお願いいたします!

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