君ならどうする?
家でぼーっとしていたら、なぜか急に「電子戦隊デンジマン」のエンディング曲「デンジマンにまかせろ!」(作詞:小池一夫、作曲:渡辺宙明)が、頭をぐるぐる回りはじめた。
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どうする どうする どうする 君ならどうする?
どうする どうする どうする 君ならどうする?
まかせるんだ! 俺たちに! 電子戦隊~ デンジマ~ン!
執拗なまでに何度も「君ならどうする?」と問いかけ、主体性を喚起しているのかと思いきや、突然「まかせるんだ!俺たちに!」と他力本願を推奨。じゃあ最初から聞くなよ!
子どもたちにすれば、「君じゃどうにもならない」という意識を徹底的に植え付けられ、自分たちの無力さを痛感させられる歌詞だ。子どもの頃は何度も聴いていたのに、なぜこの違和感に今まで気づかなかったのだろう。
もし僕の世代が「主体性が足りない」と言われることがあったとしたら、それはすべてデンジマンのせいである。
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