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地球温暖化が騒がれているわけ


なぜ、地球温暖化が近年ここまで騒がれているのでしょうか。


私たち人類が一番発展した時代はいつでしょうか。

それは恐らく16世紀の産業革命の時期でしょう。

16世紀ヨーロッパで産業革命が起き、人類は石炭などの化石燃料を使って、機関車、船舶、飛行機などを生み出しました。

これらの発見・開発により人類は多大な進歩をとげ、今に至ります。

しかし、20世紀に入り、人類は気が付きました。

近年、気温が上昇し、気候変動が激しくなってきている。

それも過去類を見ないほどに。



これはどういうことかと人類は慌てて世界中から学者を呼び、1988年IPCCという政府間組織を作り、この謎を解き明かすために研究を開始しました。

1995年の発表でこの気温上昇及び異常気象は人間の活動が関係している可能性があると結果がでました。

2001年には強力な証拠があるとまで宣言され、2007年にはとうとう疑う余地もなく気温上昇、異常気象は人類の活動によるものだということがはっきりとしました。

2014年にはCO²排出量と温暖化は比例関係にあることを発見しノーベル平和賞を獲得しました。



そうして怯えた世界中の人類がフランスのパリに集結し、2015年パリ協定を結びました。

集結した国は発展途上国合わせた159国。

CO²排出量の割合の86%を占める国々が集結し、会議をしました。

ここで決まったことは、産業革命から2100年までの間で世界の平均気温の上昇を1.5℃にとどめようということ。

この数字を聞いてたった1.5℃と感じた方もいるかもしれませんが、これは全世界の平均気温なのです。

0.1℃,0.2℃と上がっていくにつれて人類が生きていくことができる範囲が狭まり、あちらこちらで紛争が起き、見たこともないウイルスに見舞われ、海岸沿いの栄えている都市は海水上昇により沈没。

最悪のことが起きようとしているのです。



いや、ちょっと待て1997年に京都議定書を結んで環境問題を解決しようと先に動いていたじゃないか、と思った皆さん。

この京都議定書を結んだ当時はまだ発展途上であった中国・インド、その勢力を恐れたアメリカが参加していないのです。

それに先進国のみの決定であったためパリ協定とは全く規模が違うのです。

それだけ今人類はピンチを迎えているのです。





参考文献:https://www.city.sapporo.jp/ryokuka/midori/minyuuchijosei/index.html
さっぽろ都心みどりのまちづくり助成制度/札幌市
 
https://www.city.sapporo.jp/ryokuka/midori/minyuuchijosei/joseijisseki.html
さっぽろ都心みどりのまちづくり助成実績/札幌市
 
https://www.city.sapporo.jp/kankyo/ondanka/kikouhendou_plan2020/documents/all.pdf
札幌市気候変動対策行動計画/札幌市
 
https://www.youtube.com/watch?v=bWFAC7NkMn4&t=12s
[気候変動と脱炭素ビジネス①]日本人が知らない環境機危機と地球に配慮したクリーンなビジネスとは?
 
https://www.youtube.com/watch?v=mrNXv8eLa1E&t=1007s
[異常気象と気候変動①]地球に住めなくなる日

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