見出し画像

読書の時間と場所を決めましょう

暑い夏が始まり、待ちに待った夏休みがやってきましたね。

みなさんは、読書が好きですか? 私は長年、子どもたちの教育に携わってきましたが、読書ほど子どもの心と頭を豊かにするものはないと確信しています。本を読むことで、子どもたちは新しい世界を知り、想像力を膨らませ、そして自分自身の考えを深めていきます。

しかし、現代社会では、テレビやスマートフォン、ゲームなど、子どもたちの注意を引くものが多すぎるのも事実です。だからこそ、私たち大人が意識的に読書の時間と場所を作ることが大切なのです。

親子で読書タイムを共有

読書習慣を身につけるには、まず時間を決めることから始めましょう。

例えば、

17:00〜17:30は読書タイム

と決めるのです。

この時間帯を家族全員で共有し、お子さんが読書に没頭できるよう、話しかけないなどの配慮をしましょう。

さらに、可能であれば親子で一緒に読書タイムを過ごすことをおすすめします。同じ空間で、それぞれが好きな本を読む。このシンプルな行為が、驚くほど大きな効果をもたらします。

  1. 集中力の向上: 親が読書している姿を見ることで、子どもも自然と集中できるようになります。

  2. コミュニケーションの深まり: 読んだ本の内容について話し合うことで、新しい会話が生まれます。

  3. 習慣づくり: 定期的に読書時間を設けることで、自然と読書が習慣になっていきます。

  4. 心の安定: 静かに本を読む時間は、日々のストレスから解放されるひとときにもなります。

始めるためのちょっとしたコツ

読書タイムを始めるのに、特別なことは必要ありません。

例えば、

夕食後の30分を「家族読書タイム」

と決めてみるのはどうでしょうか。

テレビを消して、それぞれが好きな本を手に取る。そんなシンプルな時間から始められます。

大切なのは、強制ではなく、楽しみながら続けること。最初は5分でも10分でも構いません。少しずつ時間を延ばしていけば良いのです。

オンライン上に、小5・6年生ならば誰でも参加できる読書の場所と時間を作りました

この夏休み、ぜひ親子で読書タイムを作ってみてください。夏休みが終わった時に、本がもっと好きになってくれていたら嬉しいです。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?