News in Brief (10 July 2023) メモ #39
ホンジュラス (Honduras) に国連の専門家が反汚職組織 (anti-corruption body) を支援するため派遣されたというニュース。
ホンジュラスは中南米の国ですね。環境問題としてはエルニーニョによる干ばつや豪雨による食料不足の慢性化、政治的には、中国から台湾との国交を断行させられたりなどでニュースになっています。外務省のページによれば、人口当たりの殺人事件発生率が世界一位という治安が不安定な国です。地図は以下。
ホンジュラスに、国際的な汚職防止ミッション (an international anti-corruption mission) が制定される可能性があるそうです。その支援のために国連の専門家が派遣された (be deployed) そうです。
ホンジュラスでは、汚職が蔓延していて (widespread corruption)、貧困を悪化させる要因 (an aggravating factor for poverty) としてみられています。人口の３分の１が人道支援 (humanitarian aid) を必要としている状況下でのことなので、対策が必要なのでしょう。
専門家たちの仕事は、ホンジュラスに既に存在している汚職と戦うための国家的な施策 (the existing national instruments for the fight against corruption)を評価し、必要な改革を見定める (identify necessary reforms) ことだそうです。
2016年に、アメリカの支援で汚職対策委員会 (an anti-corruption commission) が作られたそうなのですが、2020年までには延長されなかったそうです。
昨年、麻薬密売 (drug trafficking) 容疑で米国に送還された (be extradited to the United States) フアン・オルランド・エルナンデス前大統領 (former President Juan Orlando Hernandez) とつながりのある数名の議員の汚職をこの委員会が明るみにしたことがあるそうです。
ちなみに、エルナンデス前大統領の弟も麻薬取引の罪で有罪が確定し、米国で終身刑に服しているです。
extradite = deport, repatriate, expel
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