見出し画像

鼻の下はシルクロード 高校生活


今日は少し投稿が遅れているので短めになりますが、

結局純粋な恋愛が一番楽しいという、当たり前のことを書きます。

高校の時、文化祭のチアリーディング部の発表の際に踊る機会があり、僕は演芸隊長ということで選ばれて、経緯は覚えてないが、一番可愛い子と僕が踊ることになった。
(野球部で演芸隊長で良かったと思った唯一の思い出)

週に一回とかで踊りを練習するようになり、

その子とLINEをするようになり、

廊下ですれ違い目が合えば、手を振ってくれるその子に手を振り返し、

そのあとはこんなに鼻の下って伸びるのかってぐらい鼻の下が伸び切り、

鼻の下がシルクロードだった。絹の道。

その子からLINEが来れば「駆け引きだ」と同期の野球部に言われ、
「タイミングを変えて相手を焦らすんだよ」とか話しながら、
「めんどくせえなぁ」と言いながら自分が返信しない方が相手より返信がこないより何倍も苦痛を感じることが分かった。

自分が何に耐えているのか分からないのに、耐えないといけないような感じになるこの感じはよく分からない感じな苦痛な感じ。

踊る練習でその子と踊るときは、
まじで目なんて見れないくらい緊張していたピュアでシャイな僕で、
いやむしろその子がえげつないくらい可愛かった。

でも真摯に教えてくれるその子になんとか笑ってほしくて真剣に踊っていたら、ガチでダンスが上手くなってExileも普通に踊れるようになって、自分の性欲でダンサーになれることを確認し、野球部にはボロウケだったが、
その方向のダンスは彼女は好きではないことも確認し、
チア部の練習も少しふざけてかじったら普通にチア部の先生に褒められて、でも普通の筋肉ある野球部が踊っても彼氏にはしたくないと自分で思ったのは私です。

僕がイレギュラーのボールが目に当たって目が腫れて冷やしながら帰っていると、後ろから

「大丈夫?」とその子が声をかけてくれて、
「あ、うん、ちょっとやばめだけど」
「えー!そうなの?早く治ると良いね!」
「最近チア部、行ってないみたいだけど?どうしたの?」
「受験の勉強しないと行けなくなっちゃって、あと怪我もしてたんだ」
「そうなんだ、でもチア部にはもう戻らないの?」
「いつか戻る予定だよ!でも三年になってからかな?」
「そうかーじゃあ勉強がんばってね、」
「うん、Makoも野球頑張ってね!」

という駅での数分の会話で、鼻の下が赤道になった。

そして腫れていた目が噴火しそうになったのを覚えている。

結局それきりあまり話さなくなって、その子のことを好きだったにもかかわらず、全然ダメな僕はその子がどの大学に行ったかも知らずに今に至るわけだが、

チア部との踊りの本番(野球部からは先輩も含めて数名出るが)にペアであるその子が僕の手を握ってステージに連れて行ってくれた時は、死ぬかと思うほど嬉しくて同時に左手が緊張して固まって、それが今の朝鮮半島です。あんまり皆知らないと思うけど、あれは数年前までなかったものです。
僕と彼女が発祥です。もう一度言います。

うん、それが今の朝鮮半島です。


結局そんなことで純粋に楽しい、青春は楽しい。

シルクロードだった鼻の下は今では髭でただの緑道である。

鼻を伸ばせる機会が減っている。鼻を伸ばしたい。

皆さんも鼻を伸ばしていきましょう。


最後に

昨日見つけた本当に大切な動画を見たのでシェアします。
新宿の夜中に薬局をやっている方のニュースで、本当に大切な役割を社会で担われていると思いました。心の病も話すことで同時に治しているこの方に本当に刺激を受けました。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?