私は夜間中学生
こんにちは。初めまして。
やっちゃんと申します。
私は夜間中学生です。
みなさん夜間中学をご存知でしょうか?。
夜間中学?。
それってなに?。
夜間にも中学があるの?。
どんな人が通っているの?。
そんな声を度々聞くことがあります。
夜間中学の正式名は中学校夜間学級といいます。
現在は10都道府県に34校があります。
自主夜間中学(市民ボランティアの方々が中心となり外国の方や義務教育未修了の方の学びをサポートしている)も存在しています。
夜間中学の始まりは第二次世界大戦後の
混乱のなかで様々な理由で昼間の学校に
通えなくなってしまった子どもたちのために
作られました。
1947年に大阪から始まり、そこから徐々に夜間中学は増えていくのですが経済成長や就学援助の整備などで役割を果たしたのを機に数が急減していきます。
年代も国籍も生徒ひとりひとりがそれぞれ違います。
戦中戦後のなかで学校に通えず働いていた人や
一度も学校に通うことが出来なかった人、貧困などの理由で通えなかった人、親の来日などの理由で夜間中学に通い日本語を覚えながら高校受験を目指す若い生徒の方や本当に様々な背景を持ちながら夜間中学生たちは一生懸命に学んでいます。夜間中学を各県に一校設置するということを国が促進していますが、なかなか思うようにはいかないのが現状です。
設置したからといって、そこで終わりではなく生徒の皆が安心して学べるようにする為にはどうしていくべきか、在籍年限の統一や就学援助、補食給食などの安心して通えるサポートをどう整えていくかも考えていかなければなりません。
夜間中学が抱えている問題は思っている以上にあると私は感じています。
年齢や国籍など関係なく1人の人が自分らしく学んでいける学舎をどう守りながら、より多くの人に知ってもらい広めていけるのかをこれから夜間中学生の一人として考えていきたいと思います。
まだここに書いていないこともありますので
これからも夜間中学の発信をここで少しずつしていこうと思うのでよろしくお願い致します。
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