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初めまして。yuyaruと申します。 1996年生まれ。27歳。 詩や短編作品を ちょ…

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初めまして。yuyaruと申します。 1996年生まれ。27歳。 詩や短編作品を ちょこちょこっと 書いたりしとります。 noteでは主に詩や 短編作品を投稿できたらと。 Twitter @Lerne_21

最近の記事

「夜間中学はいま」が本になりました!

    • 詩 「帰途」

      なぜだか 心だけが遠く はるか向こうにあって 元の場所には帰れず もう誰の心なのかも分からず 迷子というものになっている 人の心は ときに迷子になってしまう ちゃんと帰ってきてくれる心もあれば そのまま旅へ出ていったままの心もいる 心は 自由でいて 自由でなく とても不憫な存在だ

      • 詩 「車検切れ」

        わたしの人生は無責任だ。 わたしがわたしに 無責任だからだ。 たくさん たくさん 人生のなかにある 事故を経験した。 わたしはとうに 車検切れ。 それでも 涙という 油漏らして 動いている。

        • 詩 「ぼくきみ 対話」

          きみはぼくのことをしらない。 ぼくはきみのことをしらない。 話せることだけ 伝えたいことだけ それで十分だよ。 お互いのことをゆっくり知っていこう。 ぼくらの明日のことを話していこう。 暗闇が目の前に現れたり 綺麗な青空が目の前に現れたり 人生の中身は 綺麗なことばかりじゃないけれど 虹のように綺麗なことも訪れるから。 そんなことを僕らでつくろうよ。 優しい海があって 安心できる雨が降る。 簡単ではないけれど いまから始めないと 未来は待って

        「夜間中学はいま」が本になりました!

          詩 「ぼくきみ」

          僕にわかるのは 君が君だってことと 僕が僕だってこと 僕にわかるのは 僕も君も今日も どこかの街で暮らしているってこと 今日も誰かと話をしているってこと 僕にわかるのは 君が毎日悩みと向き合って 未来のことやいまこの時を 考えたりしているってこと 僕にわかるのは 君がこの世界に ひとつの命をもって 君が君でいるってこと 僕にわかるのは 僕も君も おんなじ人間だってこと

          詩 「ぼくきみ」

          詩 「荒草」

          わたしはわたしの為に ただ生きてはいけないのだろうか 性別も選べず 肌の色も選べず なにひとつとして 選んでうまれてきた覚えがない 人間として生きる 人間として死ぬ その人間(はこ)の中身くらい 自分で選んでもいいではないか 優しくもあり 優しくない言葉が種を増やし 社会の中に鬱蒼と生い茂る

          詩 「荒草」

          詩「場所替え」

          外には外の 家には家の 癒しというものが存在して。 家には居たくない日と 外には出たくない日と あれやこれやがやってきて。 それでも どうにも 居心地が良くなく 転々とする身体。 頭には頭の 心には心の 感情が住んでいる。

          詩「場所替え」

          ショートストーリー 「光の向こう」

          開けてはならないドアがある。 そのドアノブはとても冷たい。 でもその冷たさがいっそう 開けたくなる衝動に走らせる。 頭では「開けるな」と声がする。 心では「開けろ」と声がする。 古く分厚い木のドア。 鍵穴がある…。 鍵が掛かっているかもしれない。 鍵が掛かっていればドアは開かない。 だったらドアノブを回しても大丈夫だ。 でももし鍵が掛かっていなくて ドアが開いたら…。 どうなる? 開けはならないドアがある。 なつかしさのある木の匂いのドア。 ふと視界に人の影が入り込む。 その

          ショートストーリー 「光の向こう」

          詩 「疲労の種」

          わたしの疲れは いまを生きている証 わたしの不安は 明日を考えている証 わたしの笑顔は 幸せの証 わたしの希望は 今日もどこかに散らばっている

          詩 「疲労の種」

          詩 「迷子の迷子」

          ワタシはなんの迷子だろう どこで迷子になっただろう いつ迷子になってしまったのだろう ワタシはどんな人間だろう どうして人間なのだろう いつ死が訪れるのだろう ワタシはなぜ生きているのだろう どんな人生をいま生きているのだろう いつ己と向き合うことができるだろう

          詩 「迷子の迷子」

          詩 「知らぬこと」

          どれが 善なのか なにが 悪なのか どれが 事実なのか なにが 虚構なのか いまの自分には いまの自分では わからないことがおおく在る それらは平凡だとおもえる 日常のなかに薄い笑みを浮かべ だれかをみている

          詩 「知らぬこと」

          詩  「地球」

          世界は今日も 誰かの記念日で 世界は明日も 何かの追悼日で 近くの平和は 遠くの戦争で 誰かの誕生日は 誰かの命日で 隣の笑顔は 過去の産物で そうして あらゆるものが 交差し合う 穏やかな日常に 荒れ果てた土地に 人びとの人生は 流れている

          詩  「地球」

          無題 詩

          生活の不安のなか 社会の不安のなか それぞれが それぞれに 人に言えること 人に言えないこと 行き場のない不安を 捨て場もない不安を 誰の眼にも映らず 誰も声にも出さず 淡々と毎日を生きている

          無題 詩

          最後の新学期。

          久々の投稿となりますが 2023年も10日目となり、 卒業までもう少しだなぁと しんみりと感じおります。 夜間中学生9年目。 短いようで長く、長いようで短く。 最後の新学期。 残り少ない学生生活で、いろんなことを発見したり考えたりしながら自分と少しでも向き合っていけたらと。。

          最後の新学期。

          今年の夏も高卒認定。

          今日は令和4年度 第1回目の高卒認定の1日目でした。 昨年の8月に初めて高卒認定受けたと同時に 初めての受験でもありました。 8科目中4科目は合格し あとの4科目は不合格でした😅 今日は数学と科学と人間生活を受けに行き、 明日は日本史と地学を受けに行きます。 1科目だけでも合格してほしいと願いつつ 明日まで頑張らなくては💦💦

          今年の夏も高卒認定。

          近畿夜間中学 生徒会総会 新入生歓迎集会

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