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情報の集約先としてのSlack活用

Slackはコミュニケーション以外の用途でも活用できます。代表例は、Slackへの情報集約。多様な情報源にアクセスする手間を省いたり、見落としを防いだりすることができ、なかなか便利です。

ということで、うちの会社で情報集約としてSlackを活用している/してきた内容をご紹介します。「Slackの普通の使い方は知っているけど、もっとないの?」と、ちょっとステップアップしたい方にとって、ヒントがあるかもです。

▍集約する情報の区分

下図はうちのSlackのチャンネルの抜粋です。

うちのSlackチャンネル(抜粋)

このうち、既定のgeneral、コミュニケーション用のteam以外は、情報集約先として利用しています。大まかな区分は以下です。

  1. ニュースやTwitterなど、外部メディアからの情報収集(news、security)

  2. 利用中の別サービス・アプリの更新情報(notion)

  3. 定期的に実行するタスクのリマインド(routine)

では、それぞれ見ていきましょう。

▍外部メディアからの情報収集

試したことがあるのは次の3つです。

  • 新聞記事(NIKKEI、New York Timesなど)

  • RSSリーダー

  • Twitter

一般的な新聞記事は流す必要がなかったので、TwitterとRSSリーダーに絞りました。Twitterははセキュリティ関連が中心です。RSSリーダーは、対応サイトのほか、Google Alertも併用しています。
で、うちに関連する内容が流れていたら、別のチャンネルに共有する使い方をしています。

TwitterやRSSフィードからの情報収集

ご参考までに、それぞれのリンクを貼っておきます。

▍利用中の別サービス・アプリの更新情報

タスク管理ツール、カレンダー、メールなど、Slackとは別のサービスやアプリも併用しているかと思います。それらの更新情報を集約するという意味です。

うちではタスク管理にTrelloを使っていた時期があり、Trelloの更新情報や期限当日のタスクなどをSlackに送っていました。Trelloを触るのがタスクの更新や一覧の際に限られるので、すこーしだけ時短になっていたかと。

ほかにも様々なアプリ連携ができるので、Slackアプリのページを貼っておきます。ここが各社の色が最も出るところかと思うので、是非とも色々と試していただければと。

ちなみに、Slack×Trelloでは、一部ZapierなどのiPaaSも併用していました。iPaaSというのはintegration Platform as a Serviceの略でして、さまざまなサービス・アプリを連携する仕組みです。これを使うと、サービス・アプリや通知の幅が広がります。

Zapier以外にどんなiPaaSがあるかについては、ノーコード・カオスマップの「業務自動化」を参考ください。

▍定期的に実行するタスクのリマインド

日次、週次、月次など、一定の周期で自動的にリマインドを出す話です。
まずよくある質問から。

Q. Slackじゃなくてカレンダーでよくない?
A. 他者が対応状況を把握したいものには向かない。
Q. じゃあ、タスク管理ツールでよくない?
A. ‥‥そうね。

はい。大体のリマインドは、タスク管理ツール(+iPaaS)でうまくいきます。うちも今はSlackではリマインドを使っていません。

以前は定期的にタスクを加えて通知するのに難があり、そのときにSlackのリマインドを利用していました。で、対応した人がアイコンをつける運用を行なっていました。

リマインド

使い方は以下などをご参考ください。

▍おわりに

コミュニケーション以外の用途として、情報の集約先としてSlackを活用する内容を紹介いたしました。

うまくやればちょっとした効率化にもつながるので、是非とも色々試してみてくださいませ〜!


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