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ブックカフェで「著者在廊」してみました

きみトリプロジェクトの舟之川です。

4月に読書会を開催したBooks & Cafeドレッドノートさんで、先日、「著者在廊」という小さな企画を試してみました。

『きみトリ』や、お店の本棚からわたしのおすすめ本を並べて、紹介しながら販売する、というものです。
作家がギャラリーで在廊するように、著者も著書が並んでいる書店で在廊してみたらいいのじゃないか?と思いつきました。

そう、こんな感じで!

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ドレッドノートさんの商品棚からわたしが本を選び、一冊ごとに理由を添えて、ご紹介するというものです。どれも商品なので、ご購入いただけます。(※現在は棚に戻しています。気になった本がありましたら、お近くの方はぜひドレッドノートさんでお求めいただけたらうれしいです)

同じ本棚を眺めていても、自分の関心のある本が目に入ってくるもの。
他の人が選んだ本には、「へえ!そんな本あったんだ!」と驚きがありますし、選んだ理由を聞くと、知っている本でも見る目が変わってくるのがおもしろいところです。

やってみて思いましたが、この場は、自分のおすすめの本を紹介するという点で、一箱古本市や読書会にも似ています。

また、書店の商品や棚構成の特徴を把握して、各々の棚から読者とつながりやすそうな本を選んで紹介するという点では、美術館の鑑賞ガイドにも近いと思いました。鑑賞ガイドとは、美術館の展示作品から選定した作品数点を紹介し、その作品への関心を喚起するような対話の場をつくる人です。

本を通じた場づくりには可能性がある!これからもっと追求してみたいです。


『きみトリ』のPOPも新しくしました。清澄白河に行かれたら、ぜひお立ち寄りください。『きみトリ』もお求めいただけます。

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改装して居心地がさらにアップ!広々とした店内は、まるで書斎のよう。
店内は涼しくて快適です。読書もPC作業も捗りますよ。

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充実のフード類。自家製シロップのソーダ

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チリコンカンライス

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ティラミスとコーヒー
(この日はいっぱい飲んだり食べたりしました)

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そうそう、初めてドレッドノートさんに行かれた方は、ちょっと驚かれるかもしれません。棚には第二次世界大戦、軍事関連の本や軍艦の模型が並んでいますし、お店の名前は、イギリス海軍の戦艦ドレッドノート号からとられています。

これはオーナーの鈴木さんが戦争や戦争犯罪を肯定しているわけでも、礼賛しているからでも決してなく、歴史を学ぶことが二度と戦争を起こさないためにとても重要だと考えていらっしゃるからです。「何があったのか」を多面的・多角的に分析することや、様々な証言を「聴く」ような本に特に力を入れておられます。

他方で、「軍艦のカッコよさに惹かれる」という人間の性(さが)も間違いなくある。それらが矛盾なく一人の人の中にあるものとして示されています。UFOやUMA、臨死体験などの本も、「子どもの頃からなぜか惹かれ続けているもの」だそうです。そういうさまざまな自分の「好き」をブックカフェという形で世界にひらいて見せて、いろんな人がつながる場をつくる......。そんな方が営むお店です。行くと元気が出ますよ!

こちらの取材記事もぜひ。



著者トーク、読書会、トリセツづくりワークショップなど、今後も書店さんといろんな企画をつくっていきたいです。書店さんからのお問い合わせもお待ちしております。

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