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デザインの側から (パンフレット編)

きみトリプロジェクトの舟之川です。

書籍『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』に続き、パンフレット「きみトリの活用法(トリセツ)」の制作をお願いした〈ぐるり舎〉の布留川真紀さんが、デザインの意図や制作への思いを綴ってくださいました。

今回のパンフレット制作は、構成&編集に竹下美穂さんをお迎えして、新しいチームワークを経験しました。カバーの写真は、竹下さんが2回目の打ち合わせの後で描いてくださったラフです。「ほとんどできている!」と思ったのを覚えています。イラストレーターの瀧口希望さんにも新しい可能性を共に探っていただけました。きみトリさん、大好きです。

メンバーへの信頼と尊敬を持って一緒に作れたこと、プロフェッショナルの物づくりを学べたことは、とても大きな刺激になりました。

書籍編もぜひご覧ください。


もともとこのパンフレットの作成を布留川さんに最初に相談したのは今年の2月でした。出版してまもなく、リターンとして読書会やトークライブが少しずつ始まり、公開営業会議もしながら今後の展開の仕方をいろいろ考えていたときでした。布留川さんから、今ある材料を使っていくつか案もいただいたのですが、プロジェクトとして2ndフェーズを走り始めた時期なので、まだそれほど確かな手応えも得られていませんでした。想像や理想の部分だけでは作れないことがわかり、「もう少し場づくりをして、いろんな人と話してみてから進めよう」ということになりました。

そこから4カ月ほど動いてみて、「今だ」というタイミングであらためて制作に取り掛かりました。プロジェクトとしてとても大きな区切りとなり、本当によいタイミングで最高のものができたと思います。過去に一度「これが必要だ」「作ろう」と強く決めて動いてみたからこそ、次にタイミングが来たときに「今だ」とわかるのですよね。

そのときは達成されなくても、「強く願う、口にする、動く、働きかける」をしておくと、少し時間が経ったあとで、ちょっとしたきっかけから一気に波に乗って成就するように思います。これは他のことにも通じる話かなと思います。

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読むものとしてだけではない、使う本でもあってほしいと、パンフレットの全ページにわたって様々な活用方法を載せています。読者自身が社会と付き合う一つの方法として、きみトリを使った対話の場づくりに挑戦していただけたら幸いです。

ご入用の方、掲示や配布にご協力くださる方は、下記までご連絡ください。

・『きみトリ』で、対話の場(授業、読書会、勉強会)を作りませんか。
・講演、ワークショップ、トークイベントなどに、著者をお招きください。
・授業づくりのコンサルティングも承っております。
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