見出し画像

経理以外も必見!!「財務会計システム」内容は?

よくCMで「勘定奉行」や「ミロク情報サービス」など流れていますが全部「財務会計システム」のことになります。

で・・・「財務会計システム」って何?と内容よく知らない方をおられると思うので経理実務も踏まえて解説いたします。

◾️財務会計システムの基本は「仕訳」
仕訳って何⁈から説明するとこんな感じです。

まずは、取引があったら「資産」「費用」は左に「負債」「収益」「純資産」があったら右に記載します。左を「借方」。右を「貸方」と言います。

例を出します。

ペンは「事務用品費」になりますので借方になり、現金100円が減りますので本来、借方に記載するはずの資産を貸方に記載することで「減らした」ことになります。

要は毎日このような取引があったら複式簿記に従って仕訳を記録していきます。この記録を財務会社システムへ入力していきます。

◾️何ができるの⁈財務会計システム
システムがないと「仕訳帳、伝票、残高表、元帳、補助簿」に仕訳があった際に、法令に従い、それぞれの記録帳に同じことを手書き又はExcelに入力しなければなりません。これを「転記」と言います。


数が少なければできますが、膨大な量を処理しなければならない企業は正直やってられません。

一方システムへ仕訳を入力すれば、各記録簿へ自動で転記してくれます。これで工数を減らせることができるため業務効率化にも繋がりますし転記ミスも防げます。

◾️申告書や振込データを作成できる財務会計システム
財務会計システムを利用すれば、日々の仕訳から自動で計算して「確定申告書」を自動で作成してくれます。また振込データを作成してインターネットバンキングにて連携して総合振込(各支払先へ一気に支払いする)まですることができます。

◾️あらゆるシステム中心になる「財務会計」
日々企業活動で売上、仕入、経費、資産、税金…のデータを集約するのが「財務会計システム」になります。中には全部1つの企業で全部システムを網羅できる「ERP」と呼ばれる仕組みがあります。

上手く仕組みを利用できれば、データ連携にストレスなく実施され、タイムリーに経営者の意思決定資料を提出することができます。

◾️最後にシステムを販売する会社の売上規模

みんかぶから参照


以上です。いかがでしょうか⁈簿記の勉強するには計算する上で全部手書きですが、実際は会計システムを使って日々簿記を利用しているわけですね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?