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トップランナーの意地と矜持。

昨日の東大王は、
何度見ても楽しい「東大王」vs「QuizKnock」頂上決戦。

今回も見応えたっぷりでした!

そんな昨日のオンエアの中で、すごく印象に残ったシーンがありまして。


QuizKnockと東大王の対戦で用意されたのは、
東大王でも最近ではなかなか行われない、1対1の早押し対決。

「クイズのプロ」QuizKnock、1番手のふくらPに対して、
東大王チームはこの春からチームに加わった旧プロジェクト生が1番手、2番手に登場するも、あっさりと敗戦。

ひとつ前のステージもQuizKnockが勝っていたこともあり、
「QuizKnockが東大王チームを圧倒」という雰囲気の中で、3番手に登場したのが、昨年から旧候補生として戦っている、伊藤七海くんでした。

この七海くんが、とにかく凄かった…!
ふくらPお得意のひらめき問題を取ってようやくふくらPの連勝を止めると、その後も怒涛の勢いで勝ち抜け、たった一人で大将・伊沢さんまで引っ張り出してくる大活躍。

「そうそう、これが東大王だよ!」と思いながら、
最近ちょっと冷めかけていた私の中での東大王への熱が、
またにわかに上がってきたのを感じたのでした。


七海くん登場までの「旧プロジェクト生vsふくらP」の対戦では、
「どう?」というMC山里さんの問いかけに「緊張してます」との返答、
「胸を借りるつもりでね」というヒロミさんの声掛けなど、
まるで東大王チームがチャレンジャーとしてQuizKnockに挑む、という雰囲気になってしまっていたように感じたんですよね。

もちろん、旧プロジェクト生の立場から見たら、クイズ歴・実績では圧倒的にQuizKnockのほうが上回っているのも事実。
でもこの番組は「東大王」で、番組ホストはあくまで東大王の方なんです。
「知力の壁」の名の通り、どんな敵がこようが跳ね返す、そんな強者としての風格が見えなかったのが、正直物足りなくて。

そんな中で七海くんが見せた、まるで「相手が誰だろうが絶対に勝つ、自分は勝てる、なぜなら東大王だから」と言わんばかりの、自信に満ちた表情。
そう、これこそが、私の見たかった東大王なのだよ…!


どれだけメンバーが入れ替わろうと、偉大な先輩方と同じ「東大王」を名乗るからには、圧倒的な、無慈悲なばかりの強さで立ちはだかり続ける。
そんな「クイズ界のトップランナー」の一員として戦ってきた者としての矜持、意地のようなものを垣間見た気がしました。


4月の入れ替え戦で敗れ、なかなか一軍にも上がってこれないけれど、
3月まで候補生として(参戦するステージこそ限られていましたが)戦いの舞台に立ち続け、
あるときの漢字オセロなど、一人でチームを支える大車輪の活躍を見せることもあった七海くん。
きのちゃんや岡本さんもそうですが、旧候補生の活躍には、やはり胸打たれるものがあります。
早くみんなが1軍で大活躍する姿を見たいなあ…!

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