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【マナシェア中目黒・三軒茶屋】afterコロナwithコロナ時代のシェアハウス①シェアハウスの現状

連日コロナ情報がメディアを席巻してますが、コロナ感染だけでなく、コロナから派生して起きている社会経済問題について取り上げられる機会も増えてきました。

飲食や観光・エンタメ業界などインバウンド需要を見込んでいる業界は特に厳しい状況が年単位で続くのではないかと言われています。

現にマナシェアでも入居辞退の方がいらっしゃいました。
飲食業や観光業に携わっていた方が、「コロナで全く仕事がなくなってしまったし、東京で暮らすことが怖い」と。。

しかし、そうしたフロントでは直接打撃を受けていない業界でも経済活動はすべて繋がっているので、さまざまなところに影響が出始めてきています。

不動産業界におけるコロナの影響

景気の上がり下がりでの影響という視点でいうと、不動産業界は一番最後に影響が出る業界だと言われています。

住まいは売買や引っ越しがそんなに簡単ではないのと、食費や洋服代、交遊費は削れても、住居費の削減には限界があるからです。(どこにも住まないという訳にはいきません)

とはいえ、職を失って家賃が支払えない➡猶予・減額・免除して欲しいという借主様たちの声が日々増えてきているようです。

基本的には大家さんや管理会社と個別の相談にはなると思いますが、そうした場合の国の助成制度もきちんと活用して危機を乗り切っていけたらと思います。

◆雇用調整助成金<厚生労働省>

◆持続化給付金<経済産業省>

◆住居確保給付金<厚生労働省>

などがあります。(随時情報は更新されていくと思いますので、最新情報をチェックされてくださいね)

自分はどの制度の対象者になるのか、どんな制限があるのか、どういった書類の提出が必要なのか。。。ネット申請の場合にも結構たくさんの入力項目があり、途方に暮れる感じですが、マナも申請が必要な状況になった時には熟読して申し込もうと考えています。

シェアハウス業界の現状

以前、シェアハウスは一人暮らし賃貸と比較して、クラスター化するリスクが高いというお話をしました。

コロナ時代が始まってからのシェアハウス業界がどうなっているのかは、もう少し経ってみないと見えてきませんが、以下2点は現在の全体傾向と言えそうです。

①新規の事前内覧やお問合せは激減している

②シェアハウスに元々住んでいる方の退去はごく少数

①の理由は2つかなと思っています。

一つ目はシェアハウス=人が多く集まるところ=密の危険
➡シェアハウスという選択はせず、一人暮らし賃貸や実家暮らしを選択。

二つ目は、とりあえずすべての「変化」のストップ
➡引っ越そうと思っていたけど今はやめておこうという選択。

②の退去者が少ない理由もこの「変化」へのストップが多いようです。

今はじっとガマン、現状の生活をあまり変えたくない、物理的にもあっちこっち内覧しにいくこともできないし、zoom内覧だけで住まいを決めるというのもなぁ。。といった心理なのかと想像しています。

あとは一人暮らし賃貸物件に移り住むとなると、敷金や礼金など初期費用が結構かかるという点も動きを止める大きな理由ですよね。

。。。という訳で、現時点ではまだ動きが少ないシェアハウス業界ですが、今後は分かりません。

実際にシェアハウスでの感染事例が増えたりしたら、シェア離れが進んでしまうのかもしれません。

ではマナシェアの今の住人のみなさんはというと、ありがたいことに現時点では退去希望の方はいません。
みなさんお掃除ガイドラインに沿って、「感染しない・させない」ハウス作りを実行して頂いてます。感謝!!!!!!

マナシェアでは「クラスターの危険は確かに高いかもしれないけど、ひとりじゃないっていう安心感の方が大きい」と言ってくださったり、「自分だけだとお掃除サボりそうだけど、みんながいるから意識も高まるし、やらなきゃという気持ちにもなります」と言って下さる方が多く、私自身本当に住人のみなさんが心の支えとなっています。

先日記事にも書きましたが、ひとりで会社にも行かず、リモートワーク&zoom飲み会だけでリアルのコミュニケーションがないと、段々煮詰まってきてしまう。。人間はそんな風にインプットされている動物なのかもしれません。

☆次回は「今、シェアハウスに住む意味」について書いていきたいと思います。

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