桜始開・さくらはじめてひらく「3月26日~3月30日頃」 38 Mana(まな) 旅と日々。 2023年3月27日 17:45 桜始開・さくらはじめてひらく《第十一候・春分(しゅんぶん)の次候》を迎えました。 今年はその開花が早く、東京はすでに花吹雪まで愉しめる頃となりましたでしょうか。 花吹雪、花曇り、花冷え、お花見、お花見に纏う衣装「花衣(はなごろも)」に、お花見の敷物「花筵(はなむしろ)」。 わたしたち日本人が古くから桜を愛してきたことは、こうして「花」が「桜」を意味する言葉の多いことからも伺えますね。 さて、今回の和菓子は「とらや」さんの『桜餅』(左)と『桜餅・紅』(右)。 『桜餅』は長命寺(ちょうめいじ) と呼ばれる桜餅。 関東風の小麦粉を薄くのばし焼いた生地に餡が包まれています。 一方の『桜餅・紅』は道明寺(どうみょうじ)。 関西風のもち米の食感のこる道明寺生地と餡の組み合わせとなっています。(こちらは、赤坂店限定です。) 中はいずれも御膳餡(こし餡)。 外はふんわり香る塩漬けされた桜葉となっておりました。 #春 #和菓子 #二十四節気 #七十二候 #春分 38 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート