今日のYOGA。「処暑:陽が暮れる/初めから/夏の終わり/堂々とした自信・新しい季節」
昨年の11月からお休みしていた
「YOGA日記」を再開いたします。
出逢ってから8年目のヨガ。
日々続ける中で得た
気づきをつらつらと綴る日記です。
今回からは
二十四節気、七十二候にのせて
お届けしてまいります。
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処暑・しょしょ
【綿柎開・わたのはなしべひらく】
「8月23日~8月27日頃」
<8月23日>
いつもは朝行なうヨガを
今日は夕方に。
ヨガの間、
時が止まったかのように
その時間を感じられることが愉しいなと
いつもとは違う
空気にあらためて思わされる。
陽が暮れていく穏やかさ、
秋の虫の音が聴こえてくる心地よさ。
こうしたことを受けとめる時間は
ヨガ以外では
なかなかつくれていないけれど
このたった30分だったり
1時間が日々の暮らしを
ものすごく豊かにしてくれている。
そのことに深く感謝したいな
という気持ちに。
<8月24日>
胃の不調を治したいがため
なんとしてでも
朝食前に時間をつくろう。
そう決心し
今朝はなんとか時間を確保できた。
ほっとしながら
マットに座る。
目をとじ、呼吸を繰り返す。
このほんとうに短いひと時に
満たされていく。
初めから満たされていたことに
気がつくという方が
正しいのかもしれない。
<8月25日>
陽射しがずいぶんと
やわらかくなってきた。
暦の上で秋になったとはいえ
まだまだ夏のよう、と思っていたけれど
着実に夏は遠ざかっているみたいで。
夏は始まるのがいつも愉しみで
終わると思うと寂しい気持ちに。
こうして動く心も
大切にしたいなとふと思った。
<8月26日>
外の明るさに
いつもより早起きを。
今朝はたっぷりヨガができる
と思うと嬉しくなる。
久しぶりに
筋力のいるポーズにも挑戦した。
ところが、あんまり
キープができない。
筋肉が限界を感じてのこと
ではなさそうなので
たぶん「集中力」のせい。
そういえば
「疲れ」が出ている時は
胃の不調だけでなく
「集中力」にも影響が出るのだった
ということを思い出す。
「もういいや。」と
簡単に投げたしてしまいたくなるのだ。
この集中力の続かない自分に
あらためて夏の疲れを感じた今日。
それでも一時間半たっぷり
身体を動かせたので
回復に向かってくれていると信じたい。
<8月27日>
今朝はヨガの時間を
確保できないかもと思っていた中で
1時間20分もヨガができた。
嬉しい。
こうして、日々その優先順位を高くし
時間をつくるようにしているおかげで
10代、20代の頃よりも
ずっと健康になっているなと今日も思う。
身体は比較的思い通りに動くし、
管理、メンテナンスできている実感がある。
たとえば、
胃の不調に気がつけるようになって
どう向き合うかを考えるために
立ち止まれるようになった。
そのことは
心に大きな自信を与えてくれていて。
この他人と比べて得られるそれでない
自分の中に小さく積み重ねることで
生まれた自信は
ゆらがなくて
なんだか堂々としている。
夏が終わるのは悲しい。
それでも秋が始まると思うと
心がふわり踊る。
地道に築いてきた
この自信をたずさえて
胸をはって新しい季節も過ごしたいなと思う。
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