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今日のYOGA。「秋分:まぁいいや/独身の日/そのほうが楽だから/秋の雲」

昨年の11月からお休みしていた
「YOGA日記」を再開いたします。

出逢ってから8年目のヨガ。
日々続ける中で得た
気づきをつらつらと綴る日記です。

今回からは
二十四節気、七十二候にのせて
お届けしてまいります。


✴︎

秋分・しゅうぶん

【水始涸 ・みずはじめてかるる】
「10月3日~10月7日頃」


<10月3日>

祖母とわたし、
それぞれの出かける準備が必要な朝。

50分もヨガの時間を
確保できたことをわれながら褒めたいと思う。


「まぁいいや。」
「今日はいいや。」と
投げ出すこともできたけれど

やりたいし、必要と
わかっていることを
「できた」
ことがほんとうに嬉しい。





<10月4日>

祖母も母も家にいない。

24時間を自分のためだけに使える
通称「独身の日」だ。


その中でまず浮かんだのが
「ヨガを好きなだけすること」。

祖母から呼ばれることもなければ
母に洗濯物を取り入れるよう言われることもない。
二人のごはんも気にしなくていい。

時間を自分のしたいことだけに
使える自由の中で

マットをしき
ポーズを取り始める。


身体を動かしては
気になるパーツと向き合う

何か頭に浮かべば
そのことと向き合う。


1時間40分。

自分がいつもの家にいることを
忘れるようなひと時だった。



家族と過ごす時間も
家族のために食事をつくる時間も
わたしはとても好きだ。

それでもこうして
自分の心身と正面から対話すること
時に必要だなと思う。

対話の中で
気づかされること、
その先で見つけられる反省や感謝
があって

それらを
たとえば家族のために
いかすことができたりする。


この年に数度訪れる
「独身の日」が有意義なものになったことに
感謝したい。





<10月5日>

茶道のお稽古の日。

出かける前にヨガをしたくて
30分早起きを。

実はそのために
昨夜は早く寝た。

そうなのだ。

こういう行動ができるようになるから
昨日の「独身の日」が
わたしには必要なのだった。





<10月6日>

昨日のお茶での出来事が
頭の中を駆けめぐる。

首を回しながらも
ダウンドッグをしながらも
戦士のポーズをしながらも。

戦士のポーズⅡ



そのことをわたしが「今ここ」で
考える必要はない。

そうわかっていながらも
頭から離れないのだ。


だからいっそのこと
どうして頭から離れないのか
考えてみた。

そして、ふとあることに
気づかされる。

自分の「課題」をみる面倒を
回避するため

そのことで頭をいっぱいにしていたのだ。

はっとする。

そうか、これを考えているほうが
「楽」だから
考えていたのだ。

そう思えた時、
自分の「本来の」やるべきこと
次々と浮かんできた。

覚悟も生まれる。


「悟り」「解脱」を目指すのが
ヨガの本当の目的。

それからは少し外れてしまったような
そこまでたどり着けなかったような
ひと時だったけれど

わたしにとっては
すごく必要な時間だった。



<10月7日>

いつもより早い時間に
目が覚めた。

ふとんから出てヨガをしようと思う。

窓の空に広がる
うろこ雲を眺めながら
ポーズをとっていく。

しだいに空の青さが濃くなっていく。

その中では
秋の雲がいっそう
際立ってみえて。


ポーズの合間
しばらくそれを眺め

ベランダにも出て
さらに眺めた。

秋真っ只中のヨガ。

その美しさを堪能できた
贅沢な時間だった。


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