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なーんか、育児苦しいんだよな③ 自分の機嫌は自分でとろう編

育児の苦しさに気づき始めてから、
人には思考の癖があることを学びました。

たとえば、私はこどもが友だちに自慢気に話すときにあたふたしたり『そんなこと自慢したら相手に嫌な思いさせちゃって嫌われるよ』って無意識に思ってました。
相手の気持ちを尊重しないで、自分の気持ちを思いきりぶつける時にも見ていてひりひりしていました。だから注意しないとと思うのに自分の身体が動かなくて家に帰ってから一人反省会を脳内でしていた時も…。
自分の心を見えない縄でしばっているようなイメージでしょうか。

こういう深い話は友だちにも話す機会がなくて、自分の中でぐるぐる思考がまわっていたんですね。
変わるひとつのきっかけは、コロナがはじまって夫が毎日家にいるようになったことです。
毎日外に出られない時はつらかったですが、夫は毎日『がんばってるね』と言ってくれました。
聞けば私を励まそうとしていたわけではなく、なかば無意識だったようです。

その言葉が目から鱗というか、
私も頑張ってるねって言われていいんだ。
専業主婦だった私は自信をもって言えなかった。
でも仕事してる夫から見ても『がんばってる』んだって。

そっか、お掃除は苦手で結構ちらかってるしとか自分ではできてない方を見てしまっていたけど、頑張ってるって言われていいんだ。
自分で自分のことを認めてあげられた瞬間というか、自分を認めてなかったんだと知った瞬間でもありました。

それから、夫に聞いてみました。
『私が何をしてくれたら嬉しい?』

たとえば、手料理のごはんを毎日作るとか、洗濯でしみついた時きれいに落としてくれるとか。

『機嫌よく笑ってくれてるのが一番かな』

なるほど…。
衝撃でした。

自分のメンタルを整えて、自分の機嫌を自分でとれる女になりたいと思った一言でした。
夫やこどもに機嫌をとってもらおうとするからややこしい。
自分で機嫌をキープできる女になる。ここを目指すことを決めました。

それと同時に、何かしてるから価値があるんじゃなくて、ただいるだけで価値がある。
みんながそういう存在なんだ、って大切なことに気づけました。
そうすることで、こどもにもあれしてない、これしてないがなくなっていき、元気に生きてくれてる、一緒に笑える、そういうことに焦点を当てられるようになっていきました。


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