解離性同一性障害、を身近に感じた話~ドラマ「ペルソナの密告者 3つの顔をもつ容疑者」を観て・前編~
私は、人間という生き物の「心」という部分に、とても深い興味を持っている。
人がどのような体験をしたときに、どのような変化が心、という部分に生まれるのか、そういったことをことあるごとに考えてしまうのである。
多くの人々の心というのは、本来は繊細なものなのにも関わらず、この世の中で生きる日々を積み重ねて行くうちにその心は、強さを持つものへと、変貌を遂げてゆくのだろう。
そうして心を強く保たないと、死なずに生きて行く、というミッションを遂行することは難しいからだ。
そんなことをときたま考えたりするのだけど、そんなことを言っている私自身も「揺らぐことなんてない強い心を手に入れることが出来たわ~!」なんて感じるような日は、まだほとんどなくって、未だに自分の心の弱さに打ちのめされる、という日々を繰り返している。
「一歩間違えると、目には見えない心の境界線を飛び越えて、精神面があちら側の世界へと行ってしまう、精神が崩壊してしまう可能性」これを確実に抱えながら、ギリギリのラインをどうにかこうにか保ちながら生きている人間、それがこの私なのである。
現に私の母は重度のメンタル疾患を抱えており、そんな母の精神がとことん崩壊してしまった姿、というものを彼女の娘である私は、嫌というほどに見て来た。
自分自身がこのような特性、そして遺伝子を持ちながら生きている私は今日、家族と夕飯の食卓を囲っていたら、たまたま付けたチャンネルで放送されていたとあるドラマに目が釘付けになってしまった。
テレビ東京ドラマスペシャル
「ペルソナの密告者 3つの顔をもつ容疑者」
である。
このドラマの中で、竹内涼真さん演じる青年は、複数の人格を持つ解離性同一性障害(DID)、という病を抱えていた。
そんな青年と沢村一樹さん演じる元刑事(何者かに妻を殺害されたという過去を持ち、自身の娘も解離性同一性障害を抱えている、という設定)が共に時を過ごし、事件の謎に迫って行く、というドラマだった。
今夜は最近、メイクやネイルに興味を持ち始めた中学生の娘と、ゆっくりとジェルネイルでもやろっか~なんて話しをしていたところだったのだけど、もうそのドラマを見始めたら、家族全員で釘付けになってしまって。
ネイルどころではなくなってしまったのだった。
竹内涼真さんの、迫真の演技から目が離せなかった。一瞬にして彼の中にいる人格が、別人格になるのである。
本来の主人格、そして天才的な頭脳を持つ子供の人格、そして気短で暴力的な人格…………
私自身も以前の記事にも書いた。
「自分の中にはまるで人格が二人いるようである。女の私と男のわたし。」と。
こちらの記事になります。↓↓↓
でもそれは、この解離性同一性障害、とはまた違うのだ、とは思っている。
でも、これは非常に興味深いお話しだな~と思って、私の中にある追及スイッチがONになってしまった。
今日のところは、さ~っとドラマを見切ってしまったので、ちょっと細かな台詞などは覚えきることが出来なかった。
それなので、また改めてちゃんとティーバーで観てみようと思う。そうすることで、また新たな気付きが舞い降りるかもしれないから。
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ここまで読んでくださってありがとうございました。また明日、おやすみなさい。
(こちらの記事の後編を後日書きました。よろしければお願いいたします。↓↓)
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