見出し画像

142.苦言や苦情こそ、その先長い付き合いに結びつくことが往々にしてある

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


感謝や評判など自分にとって耳障りのいい言葉をもらうと、もっと頑張ろうと向上心やモチベーションが湧いてきます。でも、苦言や苦情といったネガティブな言葉に対してはどうでしょう。もしかすると、耳を塞ぎたくなるかもしれません。

ただ、自分にとって厳しい言葉であればあるほど、素直になって受け止めることができたら、大きな恵みを得られる場合も少なくありません。もしかすると、発してくれた相手と非常に良好な関係を構築できる場合も。

これを理解して実践できる人は、敵や憤慨している相手さえ“仲間”や“ファン”にしてしまいます。強い反対意見を持っている相手を仲間に取り込むことができると、仕事の改善に繋がるだけでなく効率もよくなるからです。

反対意見を持っているからとはいえ、それを説き伏せて勝ったとしても何にも得にはなりません。場合によっては、さらに大きな問題に気づく機会を自ら潰してしまうことになってしまうケースも。だから、徹底的に受け入れていっそのこと自分の力にしてしまえばいいのです。

苦言を呈してくれる相手は、あなたに対して強い関心とエネルギーを持っていることがほとんど。その相手のエネルギーを取り入れ、あなたのエネルギーと共通のベクトルにもっていけたとき、まるで“同志”のような関係性が生まれます。それがその先の長い付き合いにまで発展する場合も少なくありません。

同意してくれる相手と手を結ぶよりも反発してくる相手を味方にできることのほうが、大きな力をもたらしてくれる場合が多々あるのです。

Q.あなたは敵を味方にした経験はありますか? 苦言はどう力に変えますか。


42.やる気を高めるためのおまじない(ジンクス)を持つ