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061.自ら先に与える姿勢は、人を動かし社会を動かす強い原動力となる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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「与える者はさらに与えられる」という黄金律がありますが、これは一体どういう理由なのでしょう? この“与える”という行為は簡単なようで難しく、付け加えるとすれば、「相手が望んでいるもの」でなければ、逆に迷惑になってしまうケースもあります。

また、与えたものが全て自分に返ってくるかというと、そうでもありません。間違った与え方、例えば甘やかしや意欲を奪うような自己満足的な行動は、逆に自分も相手もダメにしてしまうこともあるでしょう。だからこそ、与えるというのは奥深いと言えます。

しかし、人間関係でもビジネスでも先に与える人が豊か・幸せになっていることが多いというのも、またひとつの事実。もしかするとそこには、相手の自己実現を促すことで、自分自身の成長にも繋がるという真理が隠されているのかもしれません。

そうであるなら、与え方やタイミング、マインドが何よりも重要な気がします。まず相手の自己実現を後押しするものであること、欲しいもの全てを与えるのではなくきっかけを与えること、そして自ら先んじて与えること、最後に与えた相手に期待せず短期的な見返りを求めないこと、ではないでしょうか。

相手が自己実現できれば、それはあなた自身が自己成長(正しく与えられた)という経験に繋がるため、フィールドが広がることにより他方から違う形でリターンがやってくるはずです。あくまで結果論であり直接的ではありませんが、これが「与える者が与えられる」ことの意味だと思うのです。

そしてその力動は、人だけでなく社会をも動かす原動力に成り得るはずです。

Q.誰かに与えたことで上手くいったケース、上手くいかなかったケースを挙げてみましょう。


61.誰かのためでなく自分のために占いを活用する