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140.貴重なサービスも包み隠さず提供。奪われても豊富で枯渇なき生産性を

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位


私たちは良い商品・サービスを生み出すために、様々な思考を巡らせます。ときには仲間と一緒に、ときには学びの機会を設けたりして、あれこれ施策する中でようやくたどり着く場合もあるでしょう。

そうこうしてやっとのことで生み出したアイディアは、どうしても出し惜しみをしたくなるものです。それはノウハウだけ盗まれてさらに良い製品を作られたり、同業他社から同じ内容でより安価なサービスを提供されてしまう恐れがあるためです。

しかし、それは生産性が同じであるという観点で見た場合のこと。もしも奪われたとしても、質や価格でなく量で勝負するとしたら十分に戦えます。そのため、世に出すにあたっては豊富なエネルギーや枯渇しない資源を押さえておけば、奪われること前提で勝負に出ることができます。

そしてもうひとつ、貴重なサービスでも包み隠さず提供することで情報が集まってくるという利点があります。これは情報が「発信する側に集まる」という性質があるためです。例えば、セミナー講師を考えてみましょう。教える(情報を出す)立場ですが、参加者から相談や質問をされます。そのため、その講師のところには情報が蓄積されるのです。

そのため、情報を出す(アウトプット)ことと、情報をもらう(インプット)中で、顧客の求めているもの(ニーズ)を確認したりどこまでが外に出して良い情報なのか(コンプライアンスチェック)の塩梅をはかることができるようになります。

だからこそ生産ラインや労働力の確保をしたら、すぐにでも世に出して練磨されたほうがより素晴らしい商品・サービスへと昇華されていくと言えます。

たとえ真似られたとしても、日々進化し続けるものには敵わないのです。

Q.発信する側として得たものはありますか? 貴重な情報を世に出すときの心構えは何ですか。


40.誰も運という名の「天の気まぐれ」からは逃れられない