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054.「お互い家族」という“お陰さま”精神がビジネスを円滑にしてくれる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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アメリカの経済学者ボールディングは、地球を物質的に出入りのない一隻の宇宙船にたとえて、有限な資源の中での人類の共存や適切な資源管理を訴え「宇宙船地球号」と称しました。地球規模となると少し大げさではありますが、職場やそれを取り巻く人間関係や付き合いも、ひとつの共同体・“家族”のようなものかもしれません。

家族生活や人間関係は、“陰陽思想”でみると必ず光と影があります。簡単に言うと、目に見えるものと目には見えないものと表現できるかもしれません。例えば、営業をして契約受注に繋がったとしたら、営業した人のお手柄に見えますよね。

でもその裏には、仕事の仕方を教えてくれた先輩や、フォローしてくれた後輩、バックアップしてくれた事務職、そして安心して仕事ができる環境を整えてくれる経営者がいます。これらは表面上には見えませんが、陰の協力すなわち“お陰様”によるものです。

本来この「お陰さま」というのは、神仏やそのご加護を意味しているもの。「仏様の導きのお陰で成就しました」と読み替えることもできるのです。これは、世の中のものは全て単独で存在しているのではなく、関わりの中で生きているという「諸法無我(しょほうむが)」の精神に由来しています。

人は他者との関わりによって、間柄を持つことで立たせて頂いています。だからこそ“お陰さま”精神を大切にしていれば、家庭もビジネスも円滑に進んでいくのです。

Q.今の自分があるのは、誰の“お陰様”だと感じますか? 三人思い浮かべてみてください。


54.占いの主語は常に自分自身、他人のことを占わない