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174.命を尽くし本気出した後にこそ、諦念から全く逆で異な発想が降りてくる

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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本気を出して、そこに見合った結果が現れれば何も問題はないのですが、たいていは時間・お金・労力を使ってやってみたところ思い通りに行くことは稀です。そして「ああ、これはダメだ」と何かしらの理由をつけ止めてしまうのがほとんどだと言えます。

でも、命を尽くして取り組むというのは、全力を出すこととは異なるものです。“全力”は持てる全ての力を出し尽くすことですが、“命を尽くす”とは文字通り己を投げうつ覚悟が必要になってきます。つまり、結果が出なくてもそれが目に見えるまで粘り続けることです。

気力・体力、精も根も尽き果てるまで命を尽くした経験がある人というのは、実はそこまで多くはなく何らかの理由により途中で諦めてしまいます。もしかしたら、あと少し粘り続けていたら結果が出たかもしれないのに、です。

心に決めたことを最後までやり抜くというのは不安との戦いです。ゴールも何も見えない暗闇の中をいつまで走ればいいのかも分からず駆け抜けるというのは、ある意味で恐怖心が麻痺していなければ引き返したくなります。

しかしそれでも社会の動向に目を光らせ、手を変え品を変え結果が出るまで継続していると、不思議なことが起こります。それは死に体の中から見えてくる、全く異なる逆転の発想です。これはある種“悟り”にも近い境地と言えるのかもしれません。

同じことを継続し没頭していると、ふと“天啓”のようにひらめきが降りてくるのです。これは良い意味で諦めているがゆえの力の抜けと、天に対して積み立ててきた労働力が満期になったことによるもの。

何かに「命を尽くす」とは、魂がひらめきを引っ張ってくるまで愚直に取り組み続けることなのです。

Q.あなたが「命を尽くして」取り組んだものは何ですか? そこから得られたものは何でしょう。


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