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170.新たな自分を見出すのは新しい始まり。細胞と同じく日々生成されている

著・三松會 占心行動学塾長  脇田尚揮   ■LINE公式アカウント■
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人間を構成する細胞の総数は、以前は60兆個と言われていましたが最近は37兆個だと判明したそうです。そして、それら細胞は毎日1兆個近く入れ替わり、古くなった細胞が新しい細胞に置き換わっています。これを“新陳代謝”と言います。何だか想像するだけで凄いことのように感じますよね。

でも、細胞の生成と同じように私たちも日々自己成長を続けています。ただ、それに気づけているかどうかというのは、また別問題。変化している自分を発見できていないことが多いのです。

心理学においては、人は4つの窓を持っていると言われています。
①自分も他人も知っている領域
②自分は知っているけど他人は知らない領域
③自分は知らないけど他人は知っている領域
④自分も他人も知らない領域
これを「ジョハリの窓」と言います。その中でも、④の自分も他人も知らない領域は“未知の窓(UnknownSelf)”とされています。

見えない自分や未知の領域を知るのはなかなか難しいものですが、 それらは自分をより深く知るためには必要不可欠なもの。そんなときは、ふと立ち止まって自分を遠くから眺めてみましょう。それが未知の自分を解き明かすきっかけになるでしょう。

人は誰もが「こうありたい」という姿を持っています。しかし、現実の自分と理想の自分にはギャップがあるものです。そこに目を向けるのは、少し苦しいことだと言えます。ただ裏を返せば、実はそれこそが最も自分を変えるための“伸びしろ”です。

これまで知らなかった自分の未知の領域にメスを入れれば、あなたの人としての器はひと回り大きくなるでしょう。もしかしたらそれは怖いことかもしれません。でも、今の自分の性質を知り理想を明確に認識すれば、きっと自信をもって一歩を踏み出せるはず。

人の内面も細胞と同じく生成されていることに気づき、積極的に自己発見し続ければ“進化”の未来が待っているのです。

Q.あなたの理想と現実にはどのくらいギャップがありますか? それを埋めるために何をしますか。


70.「サイの角」のように「同行二人」で歩む