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記事を書く前のリサーチの「着眼点」は

何事も「初動」が大事。記事を書くときもいきなりワードファイルを開いたところでなかなか先に進まず…ということってありますよね。
今回はそんな「記事を書く前」の話。リサーチについてのご質問です~。

webライターです。リサーチの仕方がよく分からないまま執筆をつづけています。そのため、途方もなく時間がかかります。(2500文字程度の記事を作るのに、リサーチ〜執筆で6時間ぐらい) 参考にするべき記事数やよい記事の見分け方、調査するときの着目点、調査結果のまとめ方など、教えていただきたいです。

ご質問、ありがとうございます!主にはSEO案件におけるリサーチ、という感じでしょうか。僕自身はSEO系の案件をそこまで手掛けているわけではないので、SEOの定石からは外れたことを言ってしまうかもしれませんが、僕の視点でやっていることについてお伝えします!

僕が記事を執筆する前の情報収集において、意識しているのは、「それ以上ユーザーがそのトピックについて『それ情報収集をしなくてもいい状態』をどうつくるか」です。

検索であれば、「これ以上検索しなくてもいいわ」と思えるような、おなか一杯の満足状態をどう作っていくか。一般的なノウハウ記事であれば、「その記事がなかった場合、ユーザーはどのソースを見るだろうか」と意識して、その下流工程を探りに行きます。内容によってはYoutube動画かもしれませんし、Amazonの書籍かもしれません。内容よっては知恵袋のようなQ&Aサイトかもしれませんが、そのあたりをユーザーのマインドを想像して収集しているかなと思います。それらをあたってみて、「触れておくべき基本的な論点」と「盛り込むべき選択肢」を探り、記事に盛り込むべきことを考えていく感じです。

今回のご質問は、「資料を調べて書く」形式のSEOコンテンツでのお話かもしれませんが、僕個人としては上記のように情報にあたったうえで、「業界の通」みたいな人に取材をして裏付けをとり、最終的にコンテンツに落とし込む…というのがよくある動きかなと思っています。

■初回の情報収集には、時間がかかる


今回のご質問では「情報収集に6時間以上かかることも…」とのお話ですが、お気づきの通り、上記のような情報収集をしていたら時には6時間じゃ効かない場面も数多くなってきてしまいます。。ただ、その情報収集で2本、3本と書いていくと情報収集のコストは低減していきますし、自分の専門分野を定めたうえでいろんな記事を書いていくと、情報収集のコストって希釈されていくので、ある程度ジャンルに根を張っていくことは効率化の観点からも大事なのかな?と思ったりします。

あと、情報収集でいうと僕は「人に聞く」というのがなんだかんだ一番早いと思っているので、「まったく知らないジャンルでも気軽に聞ける相手」をたくさんつくっておくというのは、長期的なキャリア形成においても大きいよなあと思ったりします。


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