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タラ鍋の「魅力」とタラの「存在感」について…

鍋が恋しい寒さになりましたね。
こんにちは、まむおです。

地域やご家庭によって、鍋は様々な種類があると思います。

私は北海道出身。
冬になると鍋が、週末の食卓に並ぶことが多かった幼い頃。室内は30℃、外はマイナス気温の温度差30℃以上ある環境は、北海道の人なら分かって頂けますよね。

その中で、私が一番美味しいと崇拝している鍋は「タラ鍋」です!

「魚」へんに「雪」と書く「鱈」は、素晴らしい魚だといつも感心します。そのため「タラさん」の魅力に、私は迫っていきたいと考えました。

今回は「タラ鍋の魅力」と「タラの存在感」について、独自の見解を解説していきます。

タラから出る「出汁」が最高に旨い

北海道なら、石狩鍋もあるのでは?と思う方もいらっしゃるでしょう。
石狩鍋は味噌仕立てで鮭が入っている鍋です。温まりますし、美味しい鍋です。

しかし、鱈の魅力は何と言っても「出汁」の素晴らしさです。

基本的に、我が家では、水炊きでタラ鍋を作ります。鱈を煮込んでいると良い出汁が取れます。これは癖になります。もちろん、昆布も入れます。

私が休日の際、ご飯担当は私が行う我が家の慣わしのため、色々魚のアラを利用して、出汁について試したことがありました。結論は、やはりタラが最高であることが分かりました。

鮭も確かに悪くはないのですが、出汁を取っているイメージは少ないです。鮭なら三平汁がおすすめです。

塩漬けしている鮭なら、アラを使って三平汁にすると大根と人参の野菜の旨さも引き立ちます。今度、三平汁については語らせて頂きますね。

具材を何でも合わせられるタラはスゴい奴!!

タラで煮込んだ鍋は、野菜も美味しくなります。やはり、出汁が効いていることもありますが、タラが魚としてあまり主張しないところも魅力です。

魚メインで考えるなら、タラさんは主人公になるはずです。しかし、豚肉や野菜を入れて食べると、調和する関係性です。

どちらかというと「豚肉」が主張をし始め「白菜」の甘みとタラの出汁が広がる。「豆腐」は独特の食感を生み出しますが「タラ」はもちろん美味しいのですが、主張しない魚です。

人に例えれば
「いい人なんだけど、埋もれてしまっている人」

脇役なんですよね、タラさんは。

でも、そんな人がいるから、引き立つこともあります。自分のエキスは出してくれているが、濃い人たちがいると、縁の下の力持ちになれる存在。

「陰でコツコツ目立たない仕事をしている人」です。

私の人生と似ているところが、タラを絶賛する理由でもあります。

我が家のタラ鍋の作り方

土鍋は1つあると重宝しますよね。

鍋はとにかくワイルドに作るのが旨いと考えるまむおです。実際、我が家でどのように作っているかお伝えします。

ただ煮るだけですけどね(笑)

この写真の土鍋ですが、私が独身の時から使っているので、23年ぐらい使っています。長持ちしてますね。

<材料>
・タラ→「マダラ」でも「スケソウダラ」でも両方でも
・白菜→絶対必要なもの
・ネギ→お好みで
・豆腐→木綿豆腐
・豚肉細切れ→我が家は鶏肉よりも豚肉です
・その他、冷蔵庫に眠っている野菜やキノコを投入

<作り方>
1:土鍋に水を浸し、昆布を投入
2:沸騰したら日本酒を目分量で少量入れる
3:具材を投入し、煮込む
4:アクが出たら取り除く
5:煮えたら完成

昆布を入れておきます。日高昆布です。
とにかく詰め込みます。タラから出てくる出汁が素晴らしい!
煮えたら完成!!

鍋は、煮れば出来上がるので、楽ですよね。それで、旨くなるのでやり易いです。

このまま食べても、シンプルで旨いですが、好きな食べ方があります。

ポン酢は「汁が飲めるぐらい」がポイント!!

ポン酢をかけて食べます。そうすると、さっぱりして更に旨くなります。

タラにポン酢はよく合います。
そして、タラ出汁がいっぱい出ている汁は、飲めば美味しいスープです。

本当にポン酢を作った人に敬意を表します。ありがとう!!

これ以外に、白子(実家では「タチ」と言っていました)を入れても最高です。家族は好んで食べてくれます。

タラさんは本当にスゴい方!

今回は、タラ鍋の魅力とタラの存在感についてお伝えしました。

料理なのか?人生観なのか?
それはタラさんのみぞ知る…

「鍋」と「タラ」と「私」は、今後どのように繋がっていくのか、興味津々であります。


支離滅裂な話を、最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございました。

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