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間違った褒め方

最近、9歳の子どもを褒めても、「そんなことはやめろ!」「いうな!」と逆に褒めることを否定されてしまうことが増えてきた。
9歳の壁なのか、、反抗期なのか、、照れ隠しなのか、、
私なんかは、何でも褒められると喜んでいた記憶があるのに・・・

最近読んだ本で解決できた。
一つ目は、間違ったフィードバックをしないこと。
感情が入った褒める行動は、褒めた人の価値観が入ってしまう。つまり、褒められた子にとって他人の評価を植え付けてしまうことになる。
確かに、本人にとって普通のこと、あたりまえのことで過剰に褒めると、興ざめしてしまうよなあ。また逆に今も継続して取り組んでいるのに、変に褒めると、気持ちが途切れてしまうことになる。
9歳になると自分で何かを頑張る。自分の目標や想いをもって行動するようになる。やみくもに褒めるんじゃなくて、子どものそんな姿勢をちゃんと考えて、共感する姿勢がとても大切だと思った。わたしは、完全に自分の感情をたっぷり乗せて、自分の価値観でほめていたなあ。。そりゃ子どもの気持ちとのギャップが生まれ、こどもはイライラするよなあ。。

ただし、だからといって褒めないのではない。
事実のみをいう中立的・客観的フィードバックは、大切である。
「〇〇が上手」「〇〇ができるようになった」など、感情をのせず、自分の価値観も入れないフィードバックは、子どものメタ認知力(客観的に自分を見る力)も上がる。

他人の評価ではなく、自分でやりたいことをやって成功する。
それが子どもの教育にはとても大切だ。
やりたいことをやって成功するためにも、本人が自分の行動を客観視できるうような褒め方を考えないといけないなと思った。

何を言ったかではなく、何が伝わったかが大事である。
そのために大人も子どもと同じ目線で共感する力を持つ必要がある。



参考資料

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