変化することは死と同じ
今を満足していない人。
変わりたいと思っている人。
変化を望む人は、過去に原因を探そうとする。
しかし、アドラーは過去は関係ないという。
今日もこの本から、いい言葉を見つけた。
過去をどう意味づけするかによって、生を決定しているのは今ここのあなたよ。
ってこと!
つまり、過去は今の自分の考え方によって、何にでも変化するということ。
「過去色々あったけど、まあ今はこれでいいやあ」
とすべて受け入れることは、今を肯定すること。
その上で、変われない、変化できない人は、本当は変わりたくないのか、
変わるのが怖いと思っている。このままでいい材料を探したがる。
アドラーは、「変化は死そのもの」とも言っている。
すごく強い言葉。けど、変化はそれほど重大で大きな出来事なんだな。逆に言うと、変化は怖くて当たり前なんだ。
その怖さを受け入れてあげよう、そして変化しようとしている自分や相手を労わってあげようとも思えた。
死の克服。
そういえば、こんなことも昔思っていた。
当時仕事を辞めるかどうか、わたしにとってとてつもなく大きな変化に直面した時、
死への恐怖が無くなれば、死から生を見ることができれば、悩みや恐れなく、幸せな暮らしができるんじゃないか
という極論を導き、それで辞めるができたんでした。
死を想うと、変化できる。
メメントモリ。
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