町のピアノ教室♪「ドイツ」or「フランス」
ピアノを習い始めた時の教本って何でしたか?
私は大手「ヤ〇ハ音楽教室」幼児科スタートだったので「ぷらいまりー」から「ジュニアアンサンブルコース」「ピアノメトード」のテキストを使っていたようです。45年前の話ですからほとんど記憶にはないのですが、恐ろしいことに母がテキストを取っておいてくれました。
聴音や楽典もやってたんですね。それにしても「イタンチョウ」や「早さ」は無いわ。もっとちゃんと勉強して欲しかった、当時の私(小2かな?)
小3になる時、担当の先生が寿退社されるので、お友達に誘われ個人のピアノの先生に移りました。その時初めて「黄バイエル」に出会いました。これがみんなが言ってたバイエルかと、嬉しかったことを覚えています。
当時ピアノ教本と言ったら「バイエル」か「メトードローズ」しか無かったのではないでしょうか?あったのかもしれませんが、ほとんどの先生がどちらかをお使いだった気がします。
我が家は私がバイエルで妹がメトードローズだったので、両方あります。(先生が違ったので、テキストも違いました。)
バイエル嫌いだったなあ。ほとんど練習しなくて、小6でまだ終わってなかった。この「バイエル」か「メトードローズ」かで、ドイツ物とフランス物の好き嫌いが分かれる気がするのですが。
私は未だにフランス曲が苦手です。子供の頃はドイツ曲、音大時代はロシア曲ばかりだったので、フランスに縁が無かった。たぶん今も弾ける曲、一曲もないかも。そんな私がある日、サン=サーンス「チェロ協奏曲」第1番を耳にした事がきっかけでサン=サーンスさんだけは、受け入れられるようになりました。
ドビュッシー、フォーレ、ラヴェルさんとも仲良くなろうと努力はするのですが、フランス映画を見ている時と同じで、ほわほわ、ふわふわ、うとうとってなっちゃうのです。大人になれば魅力に気付くと思ってたのに、気付かぬままおばあさんになってしまいそうです。今日もブラームスさんとシューベルトさんと戯れて参ります(笑)
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