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来年の横浜フェスとカバランの会食、ワイルドターキーインタビュー

 今週月曜日(11月6日)に沖縄から帰ったばかりだが、今週末の11日土曜から今度は岩手、秋田、山形、新潟の東北・北陸の4県を巡る4泊5日の旅が待っている。岩手は30年近く続いている宮古・エルアミーゴの「シングルモルトの集い」で、秋田は移動、山形は新しくできた月光川蒸留所の取材、そして新潟は吉田電材蒸留所の取材と、新潟県立大学で開かれるウイスキーのシンポジウム出席のためである。つまり取材が2件、セミナー・講演が2件、あとは太平洋側から日本海側への大移動と、秋田から新潟への南下である。

 ということで、再び5日間くらい不在となるため、7日の火曜日からフルスロットで、原稿執筆、校正、レイアウト、さらにミーティングから、会食、ガロアの取材、そしてインタビューが相次いだ。イヤーブックの2024年版の年明けの出版を目指して待ったなしだし、ガロアも次号が年末進行となるため、早くも取材・インタビューが連日のように入っている。さらに東京フェス、来年2月の横浜フェス、そしてスクール、ウイスキーコニサー、検定である。

 その横浜フェスの会場となるパシフィコ横浜を8日の水曜日に下見に行く。今回私たちが借りるのはDホールで、広さは6700平方メートル。東京フェスの会場であるベルサール高田馬場の約3倍の広さがある。実際行ってみると、その広さ、高さ(天井)に圧倒される。アクセスも良く、みなとみらいの駅からは歩いて3~4分。それも濡れずに行くことができるという便の良さだ。搬入口も巨大で、大型トラック、大型バスも会場内にそのまま入れるという。

 今回の私たちのフェスは「ジャパニーズウイスキー生誕100周年」の最後を飾るイベントとして、今年夏頃に急遽考えたものだ。12月の東京フェスが実質100年祭の最後という位置づけだったが(そのための最後のトークショーも行われる)、2月の横浜はウイスキーだけでなくジンやラム、そして日本のスピリッツである焼酎も一堂に会するフェスイベントにしたいと思っている。いわば一昨年からやっている「ジャパニーズフェス」と「ウイスキーフェス」を合わせたようなイメージだ。

 広い会場を活かして今回はオープンセミナーも4つくらい、さらにキッチンカーも会場内に入れ、テーブル・椅子も出して、ウイスキーやスピリッツとともに、食事も楽しめるイベントにしたいと思っている。キッチンカーに限って、ビールやカクテルなどの提供も考えたいと思っている。ブースも現在は60~70くらいの申込みだが、ウイスキーやスピリッツの試飲ブースだけでなく、蒸留機器、樽など、ウイスキー等の製造にまつわる出展ブースも出したいと思っているし、ウイスキー文化研究所のブースも、全体で20~30くらい出る予定だ。2月11日という建国記念日(!!)のウイスキーフェスだが、過去最大、今まで経験したことのないウイスキー、スピリッツの祭典にしたいと思っている。

 で、この日は横浜からもどって夜はカバランの関係者と会食。そして9日の木曜は3時半からワイルドターキーのインタビュー取材。来年2月に出る新商品、マスターズキープの第10弾、ヴォヤージュのために来日した、マスターディスティラーのエディ・ラッセルさんと、その息子で次のマスター就任が決まっているブルース・ラッセルさんの2人にインタビュー。伝説のジミー・ラッセルから続く、ラッセル家3代の男たちの物語についても聞いた。

 詳細は2月10日に出る『ウイスキーガロア』のレポートを待ってほしい。今まで知られていなかった興味深い話が満載である。



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