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【超・瞑想力(本編)】悩みを超えるためのポイント

超・瞑想力の内容を無料公開します

この度、私の発著作になる「超・瞑想力-悩みを楽に超えていく方法-」の一部をnoteにて無料公開していこうと思います。
超・瞑想力は単なる瞑想法を紹介した本ではありません。

私たちが悩みを超えていくための心へ介入していく力について解説した本になります。この力のことを超・瞑想力と呼びます。
もちろん、超・瞑想力を培うための瞑想法なども紹介しています。

実践すれば、確実に超・瞑想力を培うことが出来ることでしょう。
そして、悩みを超えていく力が培われているはずです。
私、心庵まもるは瞑想の輪を広げていくということも一つの使命として勝手に掲げています。

瞑想実践研究家として、まとめている本書の内容を公開することで、少しでも新たな瞑想の輪が広まることを期待しています。

今回の公開部分は「悩みを超えるためのポイント」になります。

悩みを超えるためのポイント

悩みが如何にして作られるか。例題を上げてそのプロセスをたどりました。その結果、いくつかの事実が分かったかと思います。

まとめると、次のようなことが言えるでしょう。


●悩みはいくつかの情報、エネルギーで構成されている

●いくつかの情報が合わさると一つのアイデアが生まれる

●そのアイデアを評価する意志が存在する

●評価がネガティブな場合、アイデアは悩みに変わる

 

「悩み」とは、言葉にすれば、それは一つの概念を表しているものに過ぎません。

しかし、その内容は様々な情報、エネルギーに分類することが出来ます。

「意見の合わない上司」が「苦手」という悩みは、「意見が合わない」「上司」「苦手」という情報とエネルギーによって構成されているといえるでしょう。

逆に言えば、これらの情報とエネルギーが合わさることがなければ「悩み」につながるアイデアにはならないのです。

「意見が合わない」というのは単なる概念であり、感覚的な状況だといえます。「上司」も単なる存在を指し示すものです。「苦手」という感覚もそれだけでは、あまり悩みを生み出すような力を持ちません。

このように考えれば「悩み」は情報とエネルギーが合わさり増えることで作られるといえるでしょう。

では、複数の情報とエネルギーはどのような形で合成されるのでしょうか。

つまり、アイデアを悩ましい形で合成するのか、そうでない形にするのかはどのような要素で決定されるのかということです。

結論としては、アイデアを評価する意志の方向性で決定されます。例えば「意見の合わない上司」という情報が心の中の劇場に存在していたとしても直ちに「悩み」にはなりません。

それは、心の中に「意見の合わない上司」という情報とエネルギーが投影されているだけという状態に過ぎないからです。

しかし、その情報とエネルギーに「苦手」という評価を伴う情報とエネルギーが付与されるとどうなるでしょう。

「意見の合わない上司」という存在は直ちに「悩み」の種という役割を与えられることになります。

このように意志はアイデアに評価を加えます。その結果、評価に伴う情報とエネルギーがその対象であるアイデアと結びつくことで「悩み」が生まれるのです。

もし、「意見の合わない上司」に対し「苦手」という評価を下す意志ではなく、「話し合い分かりあう必要がある」という前向きな意志を持ったとしたらどうなるでしょう。

「意見の合わない上司」がいるので「話し合い分かりあう必要がある」というアイデアが生まれるはずです。

このアイデアが次に思考を促すのは「どうすれば分かってもらえるか」「どこで意見が食い違うのかを見つけよう」という具合に前向きな思考が生まれます。

意志が下す評価によりその後の心の劇場で営まれるアイデアによる演目は随分と異なるものになるといえるでしょう。

もちろん、実際には話し合っても意見は合わないままでやはり悩み続けてしまう可能性はあります。

意志が下す評価が変わっても「悩み」を生み出すことを阻止できないかも知れません。

では、どうすれば良いのでしょうか。答えはこのようになります。それは、自分の意志による評価や判断を加えないこと。

「苦手」や「話し合い分かりあう必要がある」などの評価や判断を加えるから「意見の合わない上司」が悩みの種になってしまうのです。

悩みを超えていくためのポイントは、物事をあるがままにして、意志による評価や判断を加えないという点にあるといえるでしょう。

まとめ

今回は第一章の「悩みを超えるためのポイント」の部分を公開しました。
このトピックでは物事をあるがままに見ること、そして、評価や判断をしないことの重要性を具体的に解説しています。

また、続きの本文の内容も逐次アップしていきます。
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心庵まもる

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