ラジオのある生活

Oh, Radio


こんにちは。
MaMoroom.のMoです。

コロナウイルスの影響で連日不安なニュースが続いていますね。
早く明るい日常に戻ってほしいと願うばかりです。

私も最近は不要不急の外出は控え、家で過ごすことが多くなりました。
学生さんやリモートワークでおうちにいる方もたくさんいると思います。

そんな時、私はおうちの中で新しいものとの出会いがありました。
おうちだからこそ出会えた、それはラジオです。
今回はそんなラジオの魅力に気付いたお話です。(長く熱く語っています。)


ラジオに行きつく前

私も、コロナウイルスの影響で、行こうと思っていたイベントが中止になったり予定がキャンセルになったりと、外に出かける用事がなくなってしまいました。
だからといって、やらなければならない作業や課題なんかはあるのですが、家にいるとそれはそれでスマホやテレビを見てしまい集中できない。

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私は一人暮らしをしていて、狭い部屋の中にもかかわらず何か音がないと
無音だと少し不安に感じてしまいます。
そのため、以前はテレビやYouTubeなどをかけて作業をすることがほとんどでした。YouTubeでかけるものというと、好きなアーティストのMVや作業用の音楽を聴いていました。

しかし、みなさんもご存知の通り、このテレビとYouTubeには作業をするバックサウンドとしては大きなデメリットがあります。

映像コンテンツであること

当たり前ですよね。もちろん私もわかっています。
が、テレビやYouTubeをつけて作業していると、最初は気にせず淡々と作業をするのですが、数分経つと視聴したくなるのです。

そりゃあそうですよね。そういう風に映像コンテンツは作りますよね。
テレビの場合、たとえニュース番組をつけていたとしても、
「○○県で巨大な○○が発見されました...」なんかと報道されれば
どんなに大きいのだろうと気になります。

YouTubeの場合、MVを自動視聴にしておけば1曲が終わっても次の曲がかかります。しかし、自分の好きなMVがかかった瞬間、にゅっとスマホに手が伸びて画面から目が離せなくなり、そのままプチライブ鑑賞みたいになります。
作業用BGMなんかをかけると、しばらくは集中して作業できるのですが
ある一定の時間が経つと、「このまま視聴を続けますか?」という案内が
出て音楽が止まってしまいます。
また、YouTubeですから当然CMが途中に流れて、それが1分とか結構長めの広告もあってその度にスキップを押すためにスマホを触らなければなりません。
YouTubeプレミアムに入るとこれらのことはなくなるみたいですが、無料であれだけの動画コンテンツが楽しめるのがYouTubeの魅力だと私は思っているので、そこにお金をかけようとはなるのは難しいです。


未熟な自分、ラジオに出会う

そもそも私の集中力がないのが悪の根源なことは重々承知で、本当にその通りだと思います。
本来ならば、テレビやYouTubeなどの映像コンテンツがかかっていようが
いまいが、やらなければいけない作業に集中するべきなのです。

そう思いながらも、無音での作業は落ち着かない。
そんなに気にならなくて、広告などのスキップ作業もなく、
家で作業をしているときに適したバックサウンドとは何だろうと考えました。

ふと、スマホをいじっていると、そういえば私は「Radiko」という
自分の住んでいる地域のラジオが無料で聴けるアプリを持っていたなと
思い出しました。
試しに開いていみると、私は関西に住んでいるので関西で聴くことができるチャンネルを選べるようになっていました。


作業をするときのバックサウンドだから、できれば音楽がたくさんかかるチャンネルがいいなあと思い、その時いくつかのチャンネルが音楽番組らしきものを放送していたのでいくつか聴いてみました。
放送局によって流れる音楽の系統が結構違うことがわかりました。
DJの方がおすすめな音楽を流すチャンネルもあれば、リスナーの方からの
リクエストをたくさん流してくれるチャンネルもありました。

その中で1番このチャンネルいいなあと思ったのが「FM802」というチャンネルでした。


FM802の好きがあふれる

FM802の良いところは、

・バンド系の音楽がよく流れる
・リクエスト曲がほとんどである
・アイドル系の音楽がほぼ流れない
・洋楽もかけてくれる
・代表曲だけでなくマイナーな曲もかけてくれる
・DJのおしゃべりの時間が長くない

と、かなり個人的な見解と趣味に偏ってしまうのですが
私がいいなあと感じた点になります。

ラジオに全く詳しくないので、他にもいいチャンネルがあるかもしれませんが、ここ2週間くらいはこのFM802を毎日聴いています。

テレビやYouTubeなどの映像コンテンツからラジオに変えてみたとたん、作業効率がすごく上がったように感じました。
もちろんラジオにも広告やDJの方がお話しする時間はあるのですが、それがまったくといっていいほど気になりません。
ラジオにもCMが流れますが、YouTubeの広告よりもすごく短く感じます。
だいたいワンフレーズで終わる気がします。

また、このチャンネルの特徴だとは思いますが、音楽を流すのがメインのチャンネルのようなので、リスナーさんからの相談などもありますがその話をDJさんが変に広げようとしないので意外とアドバイスなんかも一瞬で、
あっさりとお話が終わります。

作業用のバックサウンドを探していた私からすると、
非常に最適なコンテンツ「まさにこれだ!Oh, Radio!」と思いました。

流してくれる音楽も、リスナーさんからのリクエストがほとんどなので、アーティストさんの代表曲ばかりでなく、これも流してくれるんだ!
というようなシングルにしか入ってないような曲も流してくれます。
かといって、古い曲ばかりでなく新曲なんかもきちんと押さえて流してくれるのでとてもバランスがいいなあと思います。

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個人的に好きな系統の音楽が802ではよく流れてくるので、聴いていてとても居心地がよく、リラックスして作業に臨めます。

また、私は現在関西地方に住んでいますが、関西出身ではありません。
引っ越ししてきた当初からあまりコテコテの関西弁を聞くのが得意ではありませんでした。テレビのローカル番組などはおもしろいですが、ザ・関西弁という主張が強く、毎日見るのはしんどいなと思っていました。

ですが、このFM802は大阪から放送をしているにもかかわらず、DJさんが
全然関西弁で話しません。むしろ標準語?に聞こえるほどです。
その点もずっと流していても聴いていられる理由かもしれません。

*関西に住んでいない方でもRadikoプレミアムに入れば、お住いの地域以外のラジオ放送局も聴くことができるようになるみたいです。


音楽ストリーミングとは違う、ラジオの魅力

音楽を聴きながら作業したいのなら、音楽ストリーミングアプリでもいいのではないか、と思う方もいると思います。

私も外で移動するときにSpotifyで音楽を聴くので、Spotifyを流して作業してみたこともあります。
しかし、Spotifyしか知らないので他のアプリがどうかわかりませんが、Spotifyで音楽を流し続けていると、曲のプレイリストみたいなのが繰り返し流れるのです。
例えば、米津玄師のプレイリストを再生していたとして、そのプレイリストの中の曲を全て流し終わると、いったん止まって再生を押すと全く同じ曲が
繰り返し再生されるのです。

また、Spotifyには1つのアーティストの方だけではなく、似た系統のアーティストさんの曲をまとめたプレイリストもあり、移動の時に聴く分には非常に嬉しい機能なのですが、これも先ほどの例と同じでプレイリストが繰り返し再生されます。

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本当にわがままで申し訳ないのですが、
・1度止まって改めて再生ボタンを押さないといけないという点
・プレイリストが繰り返されるという点
がめんどくさいですし、同じ曲ばかり流れるのも面白くないなと思ってしまいました。

その点、ラジオは1度再生すると、自分が止めるまで流れ続けますし、
自分も知らない様々な曲が流れます。
好きな曲ばかり聴きたい方には向いてないかもしれませんが、
意外と作業するにあたって知らない曲が流れるといい感じにバックサウンドとしてあまり気にせず作業を進めることができます。
自分が知らない曲でも「この人こんな曲もあるんだ!」と新たな発見や
出会いがあり、ラジオを聴いてなければ知らなかっただろうなと思います。

また、ラジオの魅力としてアーティストさんのプチ情報を曲紹介で知ることができます。
例えば、「aikoさんは先日○○でライブをして~だそうですよ。」
というように、へーと思う程度のゆるい情報を言ってくれます。
ファンの方なら知っている情報かもしれませんが、広く浅く音楽を聴いている身からすると、そうなんだ!と少し得をした気分になれます。
こういうちょっとした情報はストリーミングアプリでは得られない、ラジオならではかなと思います。

SpotifyもSpotifyプレミアムに入れば私が面倒くさいという思う点も改善されるかもしれませんが、あくまで両者とも課金をせずに使用した場合です。

私はラジオを聴く時間はバラバラなのですが、たまにアーティストさんが
生出演しているときがあります。
それはもちろん予定されてるもので、番組表なんかにも書いていると思うのですが、パッとかけたときにその日その時間帯であればラッキーと感じます。
逆に生出演をチェックしてしまうと聴くことに集中してしまうので、
作業に支障をきたしてしまいます。
昨日と同じ時間にラジオをつけても同じ曲や内容ではないので、
聴きたいときに気軽に聴けて、毎回内容が違うという点も魅力の一つです。

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これは誉め言葉なのですが、ラジオは上手く生活に溶け込んでいるコンテンツだと思います。
映像コンテンツのように目で見ないとわからないというように、体の一部を強制的に動きを支配?されることがありません。
聴くことがメインとなるラジオですが、聴覚を完璧に支配されるわけではありません。
集中している作業に水を差さない、邪魔しないのです。
出かける前にラジオを消し忘れてしまいそうになるくらい
電車の音や近所の子供たちが遊ぶ声のように、生活音のように聴こえてくるというのが不思議なところですが、ラジオの最も良い点だと思います。


映像コンテンツが盛り上がりを見せている昨今ではありますが、
おうちにいることが多くなってしまう今の状況でこそ
耳で楽しむラジオも聴いてみてはいかがでしょうか?

こんなに長くなるとは思いませんでしたが、長々と語ってしまいました。
最後までついてきてくださった方、読んでいただきありがとうございました。

MaMoroom.のMo

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